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責任取ってよ!

巨大な生き物の背中のツノに引っ掛かっり、気を失っている何故の少女。

何故あんな所に居るんだ?と思ったことより、早く助けないと、との気持ちが先に出たじん

神は直ぐにテレポーテーションで背中に移ると気を失っている少女を助け、抱きかかえまた元の場所に戻った。


『‥‥‥お前の手のそれは‥‥‥』


「あっ、これは力を使う時に両手からでるんだ」


巨大な生き物は神の両手から出た円状の物を見て驚いていた。そして思った‥


『こやつは‥‥まさか‥‥』


と。


「見たことも無い髪型、髪色、服だ。‥‥‥軽い‥なんて軽いんだ、本当に人か?」


神はマジマジと少女を見てた。

髪色はピンク、肩まである髪を後ろでクロスに束、うなじ辺りから伸びた髪の先には透き通るような親指程の白いガラス玉の様な物を両方につけていた。服装も巫女の衣装ぽいが下の袴?の様な物は膝の所までしか丈がない。その気になれば中が拝めるのではないかと思えるほど。上の服も胸元が少しはだけて胸の谷間が見えている。そして肩には「羽衣?」みたいな薄青い布を巻いていた。


「どこかのコスプレ少女か?」


そう思っても無理はない程だ。

神は地面に少女をそっと置くと声を掛ける。


「おい、おい、おい!しっかりしろ!」


声を掛けても返事はしない。神は仕方なく少女の顔の頬を軽く叩く。


「おい!しっかりしろ!」


『こやつの衣装は何処かで‥‥‥』


巨大な生き物は少女を見ると何処かで見たような感じをすると、少女は


「‥‥‥うっ‥‥う‥‥うううん‥」


「おっ!気がついたか、おい!」


「うううん‥‥‥はあっ!」


「漸くきがついたか、大丈夫か?」


少女は首を左右降ると目をキョロキョロさせ辺りを見て、真上に神の顔が見え、一瞬ビクッと驚き、下を見ると自分の服の胸元がはだけているのに気づくと、急に顔を赤くして


「こ///こ///こ///この、スケベエエエーー!パァーン!」


「痛たあああ!」


いきなり神の右頬に平手が飛んで来た

神は何するんだ!と言おうとしたら、少女は


「スケベ!スケベ!スケベ!スケベエエエ!!!」


「誰がスケベだあ! 誰が!せっかく助けたのに!」


「スケ‥‥‥えっ?助けたって?えっ?えっ?えっ?」


少女はまた辺りをキョロキョロしだし自分が置かれている状態を把握しだし、


「えっ?助けた?私を?」


「そうだよ!」


神は少し怒りながら言うと、少女は申し訳なさそうな顔をし


「た、助けてくれたんだ‥‥あ、ありがとう」


「はあ〜〜っ」


やっと認めてもらえたのか神はため息をすると少女を見た。が、少女は、


「ところで‥‥見た?」


「えっ?何を?」


「何をて、ゴニョゴニョ‥‥」


「えっ?」


「だから‥‥私の上と下見たでしょう!」


「上と下?‥‥あっ!胸と袴の中ね。見てないよ」


「嘘!見たでしょう!」


「見てないよ!その胸元なんて、あっ!」


「やっぱり見たんじゃない!」


「あれは見えたの!見たんじゃない!」


「責任‥‥」


「えっ?」


「責任取ってよ!責任!」


「なあ!」


「責任!責任!責任!取ってよおおお!」


「なんで見ただけで責任取らないといけないんだよ!」


神は腕を組んで言います。こんなことなら助けなければと思った時、少女は


「私の‥この私!女神候補生の肌を見たんだから!」


「はあ?女神候補生?」


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