表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/105

勤務終了の時 ~遅めの昼飯~

ふ~

今日は昼番だからこれで終わり。



じゃ、栗丘に向かいますか。


[1番線、2時45分発の各駅停車栗丘行き。

間もなく発車します。閉まるドアーにご注意ください。]

「はい、栗丘行き発車しま~す。

ドアー閉まりま~す。」


[ピ~ンポ~~ン

ピ~ンポ~~ン]


「閉じめ点、制限45、伏原定発!」

それじゃあ、行きますか!!



[ピンポンパーーン

本日も日鉄伏原線をご利用いただきましてまことにありがとうございます。

この列車は栗丘行きです。 次は北伏原、北伏原です。]


・・・・・


滝ノ下まで乗り降り無しか…

にしても、今日は1両に50%の乗車率か。

平日にしては多いな…


「滝ノ下~、滝ノ下~です。」

あ~あ、やっぱ滝ノ下で降りるか~

3人しか乗ってこなかったし。


[間もなく、伏原市滝ノ下庁舎前、伏原市滝ノ下庁舎前です。]


「カラカラカラカラカラカラ…」

「シューーー、シューーー」

「キィーーーー」


「ご乗車ありがとうございました。

伏原市滝ノ下庁舎前です。」


で、ここで殆どが降りるっていうね。







その後は乗り降りなしで、栗丘まで来たのは9人か…


ま、今日はこれで終わりだし。整備庫に入れてのんびり話してから帰りますか。



「やっほ~~」

「お~い!」

「あっ、整備長!サリちゃん!」

「今日はこれで終わりだったよな?」

「ええ、終わりです。」

「ねぇ~、みんなでご飯食べない?

暇だったからいっぱい作ってきたんだ~」

と、言いながらバスケットを開けると…


出るわ出るわ、おにぎりにソーセージに、サンドイッチからサラダから、そしてなぜか焼き鳥が出てくる始末。

2人「・・・・・」

「ど~したの?」

「いや、どうしたもこうしたも…」

「作り過ぎじゃあないかい?」

ですよね~~、明らかに3人分じゃ無いですよね!

5人分はあるんじゃないかって言うぐらいの量。

2人「で、これを1人で作ったと?」

「うん。そうだけど…

どうかしたの?生気の無い目をしてるけど…」

だって、ね~

・・・・・


と、言いながらも3人で食べることに。

3時30分だからそうとう遅い昼飯だがなw

「どう~?美味しい~?」

はっきり言って

旨い。なぜ1人でこの量を作ったかは分からないが、旨い。

「ああ、旨いよ。

ても、何でこんなに作ったんだ?」

「いや~、みんなに食べて欲しくて…

ちょっと作り過ぎちゃったんだ テヘッ☆」


「まぁ、旨いのは旨いが…

ムチャはしてないんだろな?」

「してませんよ~。プンプン。」

と、まぁ旨い昼飯を食って、のんびり話して…


「じゃあ、僕も買い出しがあるんでこの辺で。」

「分かったよ~。きちんと整備しとくからね~」

「おう、任せとけや!!」

「じゃあ、お願いします。」

2人「気を付けてね~(ろよ?)」

「は~い。

それじゃあまた明日。」


さてと、買い物に行って帰るか…

そういや、明日は特殊技師の人が来るんだったな。

どんな人なんだろな…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ