トスティエンスに到着!!!勝負当日編④
岩根が頑張って雑貨屋エリアを探し始めた頃、サリちゃんは………
「♪~♪♪~~」
物凄く機嫌が良かった。
それは、おそらく見たことも無い食材が多かったからだろう。そして、日本人ならほぼ100%見たことのある食材もあった。
「う~~~ん……………
これにしよっと!!」
あちこちの店の中を除きながら、食材を大量買い漁るサリちゃん。その手は食材で覆われようとしていた。その事にようやく気がついたサリちゃんは、一度食材を「ヨーシフ亭」に置きに行くことに。
そして見てしまった……………
愛する夫(?)が逆ナンされているところを………
「ね~え~~。今からそこでお茶でも飲みましょうよ~」
「いや、さすがにちょっと………」
「大丈夫だって。のーぷろぶれむだよ!」
『何でカタコト?』
「いや、で…………っ!!!」
「ん?どうしたの~?」
「い、いや。また今度~~~」
「あっ!ちょっと!!」
食材を抱えた「あの人」に気がついた岩根は、全力で逃走!
「ハァハァハァ………」
「お疲れ~~」
「………何その材料…」
「いや、ちょっとね~~
後、ナンパには気を付けてね。結構イケてるんだから。」
「そんな……そこまでイケてないよ。所詮その辺の一般人だよ。」
「またまた~~私が認めたんだから大丈夫!!!
それじゃあ、そっちも頑張ってね~~」
「あっ、そっちもね~」
………2人とも、大分仲良くなってきたようです。
そして、2人がイチャイチャ(?)している頃、1人別行動中の亮は、トスティエンス中央駅の切符売り場に居た。
もちろん、運賃の確認の為だ。
「確か………25kmだから………って、どの辺だ?
トレスとかゲッペースとか聞いたこと……ないな、当然か……」
距離が分からないため運賃が分からない。
さぁ、亮はどう対処するのか!?
「おっ!そうだ!!!」
そして、亮は駅を飛び出し………
「ちょっと通ります!!!」
環状せ………ゴホン!
街の中を走り抜け。
ある建物に飛び込んだ!
その建物とは………
もちろん、トスティエンス鉄道総局だ!!
もう午後に近い時間のため空いている建物内を歩き、ネーシャのいるカウンターへ。
「こんにちは。本日は……………
お久しぶりです!!本日はどのような御用で?」
「お久しぶりです。ちょっと尋ねたいことがありまして………」
「何でしょう?」
「はい。そのですね、運賃決定に手間取ってまして、ここの運賃の決め方はどうなっているのか気になりましてね………」
「なるほど!確かにその説明はしていませんでしたね。
ここの運賃は……………」
思いっきり不定期になってしまい、申し訳ありません。
感想等お待ちしています。




