表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/105

トスティエンスに到着!!! の前に……… その③!

「そ、それじゃあ、しゅしゅ出発しますね。」

「そんなに固くならなくても大丈夫さ。ダイ。」

「そうはいってもですね。亮さん。」

「大丈夫大丈夫。少なくとも敵じゃ無いみたいだしね。軍人みたいだから、親しくなっとくとなにかと有利かもよ。」

「…………………………」

「何で無言になるかな………」

「そりゃそうでしょ。いきなり「貴様は何者だ!!」って言われたんですから。」

「まあまあ、良いじゃない。軍人としての務めがあったんだから。」

「……………分かりました。」


「整備長はどう思う?」

「あいつか?」

「もちろん、あいつだ。」

「軍人な以上、手を出すわけにはいかないし、特に害も無いなら親しくなっておけば大丈夫なんじゃないか?」

「俺と同じだな。」

「ってことは、決定だな。

でもよ。後ろの奴等にどう説明するよ?」

「それがな~~。普通に言っちゃおうと思ってるんだが。どうだ?」

「問題はないと思うが、軍人って分かったらめんどくならないか?」

「その辺は大丈夫だろ。軍人っても、自衛隊みたいなやつだからな。そんなにゴタゴタは起きんだろ。」

「なら良いんだが……………」


「亮さん!!見えましたよ!!!」

「分かった。それじゃあ、

オーリー!!!見えたぞ~!!」

ダッダッダッダッダ………バン!!!

「もう追い付いたのか!?」

「そうだが?」

「ったく、バカみてぇに速いな。」

「それよりも、あれへの説明は頼んだからな。」

「任せとけ。

そうだな………あと500m位で停めてくれ。

降りて、話をつけてくる。」

「分かりました。500mですね。」


その頃、撤退中の防衛軍………

「副長!!!緊急です!!!」

「どうした!!奴等が追い付いてきたか!!」

「!!!そ、その通りであります!!!」

「チッ!!!!!

第1・2分隊は、市民と共に逃げて本部に状況を連絡!!

その他の分隊は足止めだ!!!」

「「「ハッ!!!!!」」」

「ふ、副長!!!」

「どうした!!敵接近の連絡は既に受けたぞ!!!」

「違います!

小隊長がお戻りになりました!!!

ただいまこちらに向かっております!!!」

「!!分かった!

全員、せいれ……………」

「待て!!!!!」

「「「しょ、小隊長!!!」」」

「うむ。奴等は味方だ!!!鉄道総局のアズボルト統監から、あの町への輸送を担っているとの事だ!!」

「ほ、本当ですか!!」

「ああ。本当だ。よって、攻撃は中止!!貴様らは、市民たちに説明し、護衛しつつ帰還せよ!!!」

「小隊長は!!!」

「私は奴等と鉄道総局へ説明に向かう。

本部への連絡は貴様らに任せるぞ!!!」

「「「ハッ!!!!!」」」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ