鉄線取り付け、スタート!!!
「整備長、亮さん。鉄線が完成しました。」
「相変わらずお前は、いやお前らは仕事が早いな~~」
「こっちに来てから急に早くなってないか?前はここまで早くなかったはずだが…」
「「「まあまあ、そんなことは置いといて」」」
「ここで息ピッタリなのは………」
「前からだな………」
「それよりも、鉄線の取り付けがしたいんですが……」
「ああ、別にいいぞ。なぁ、亮さんよ。」
「………取り付けてもいいが、量が足りなくないか?」
「ん?………そう言われれば、確かに足りない気がするな。」
「ええ。その通りです。足りないので、この擬きで対応します。」
「ようするに、重要な所に鉄線を置いといて、他は擬きで対応するって訳か。」
「そう言うことです。」
「なら、問題ないな。」
「そうだな。それじゃあ取り付けてきてくれ。場所はそっちに任せるから、頼むよ。」
「「「はい!!!」」」
「それじゃあ、取り付けと行きたいんですが、何処から行きますか?」
「そうですね~それじゃ……………」
「2人が駅の方をやって、私と岩根さんで基地の方をやるってのは?」
「………そうですね。そうしましょうか。」
「だとよ。何か怪しくないか?」
「同感だね。怪しすぎるさ。」
「そこっ!何か言った?」
「「イエイエナニモ~~」」
「そ、それじゃあ取り付けに行きましょう!!」
「ダイ~~」
「どうした?やたらぐでんぐでんだなw」
「いやさ~怪しすぎでしょ。岩根&サリ。」
「それなww」
「いや、それなwwじゃなくてよ。付き合ってんじゃねぇの?」
「それは無いだろ~あの岩根さんだぞ?さっきの姿見ても、付き合ってるようには見えねぇよ。」
「そうか?以外に照れてるだけで付き合ってるんじゃないか?」
「そうか?」
「そうだろ?」
「………まぁ、付き合ってんなら、ぼちぼち決定的な何かが分かるんじゃないか?」
「そうかもしれないな。なら、ゆっくり見守りますか。」
「そうだな。
それじゃあ、さっさと取り付けてくか!!」
「応よ!!!」
「「…………………」」
『何でこうなったんだろ…………お互い話さないし気まずいし………』
「ぶ、無事に鉄線と擬きの設置も終わりましたし、これからどうしますか?」
「……………たい………」
「えっ?」
「このまま2人きりでいたい………」
「!!!!!
分かりました。それじゃこのままでいましょうか。」
「はい!!!」
「ハハハハハ」
『これってまさか!!!
なんてね、そんなこと無いよね。それも、相手が僕なんておかしいしね……』




