栗丘~、栗丘です。
翌朝………
「ん、……朝か………
で、みんなはまだ帰ってないのかな?」
「あっ、おはようございます。」
「お、おはようございます。みんなはまだ帰ってきてないようですね。」
「そう……みたいですね。」
「「…………………………」」
「車両き………」
「「「はい!おはよ~~!!!」」」
「「えっ!!!」」
「か、帰ってきてたんですか!?」
「いつの間に………」
「帰ってきたのは昨日さ。ダイがここ見に行ったら、ぐっすり寝てるって言ったから起きるまで待ってたんだよ。にしても、ぐっすり寝てたんだな~~」
「まぁ、休んでたんだからいいじゃないか。啓治。」
「ま、そうだな。」
「じゃあ、ご飯にでもしますか?」
「そうですね。じゃあ、早速~!!」
「「「早いな!!!」」」
~10分後~
「できたよ~~!!」
「「「は~~い!!!」」」
「なんつーか和食のような洋食のような………」
「整備長!それを言っちゃ……」
「へぇーー………作ってみますか?どうしますか?」
「申し訳ありません!!!」
「分かればいいんです。」
「「やっぱ怒らせると怖いな!!」」
~そして食後~
「で、町に行ったら捕まりかけたと?」
「そういう事だ。どうにか逃げ切ったが、暫くは近づけないな。」
「その町の特徴とかはありますか?」
「夜だったからな~~
ダイは何か覚えてないか?」
「そうですね………
活気が無かったことと、線路が有っても車両が無い。そんな感じの所でしたね。」
「……仕方ないですね。今度調べてみましょう。いつまでもアズボルトさんに頼るわけにもいきませんからね。図書館で調べればなんとかなるでしょう。」
「そうだな。そうなると……」
「食料は1週間から2週間分はあるよ~」
「なら、休憩もかねて、全員で行ってみないか?トスティエンスまで。」
「亮さんよ。本気か?」
「本気と書いてマジだ。全員で休むのも悪くないだろ?
仕事についても、全員で考えた方が良いしな。」
「成る程な……ただ、その間栗丘で何かあったら困るな……」
「なら、防犯装置でも作りますか?3日あれば、触ると電流の流れる鉄線ぐらいは出来ますよ?」
「亮……………」
「やってもらうしか無いだろ?」
「よし!!なら、岩根。頼むぞ!!」
「お任せください!!」
「あっ、あとそうだ。車両は油を食わなくなったアレで行くか?」
「当然だな。アレじゃないと俺らの力を見せつけられん。」
「じゃあ、これで一通り決定したな。じゃ、みんな!用意しといてくれ!社員(?)旅行だ!!!」




