自由時間!!(田中亮編)
ここで、1度、田中亮編に入ります!
「……………今日は色々あったな……」
それもそうだろう。頬を引っ張られたのは久しぶりだからな……
「まさか、あんなに怒るとはな。
次やったらどうなることやら………
って言うか何するかな。」
こっちに来てからは自由時間なんて無かったからな…
特にやることも無いし…いや、やることが無いのは不味いな。何か見つけてみるか。
「………散歩でもするか…」
「おっ!ダイ~~」
「あっ、亮さん!どうしたんです?」
「いや、ちょっと散歩にでも行こうかと思ってな。一応伝えとこうと思ったんだ。」
連絡は重要だぞ!!
「なるほど。分かりました。それではごゆっくり~」
「おう!そっちもな!!」
さて、何処に行くかな?
「此処も久しぶりだな………」
そう、此処は栗丘車両基地。此方に来てからは動かしてないN-6型等が留置してある、伏原線で最も重要な所だ。
「珍しく誰も居ないのか。」
いつもはサリちゃんと整備長が居るんだが、さすがに今日は居ないようだ。
「………………仕事……か…」
仕事で旅客輸送をするんなら動かせるんだろうか。後は…
「油か……
動かすようになったら、大量に使うことになるからな。今のうちに予想をたてとかんと…」
ちょっとだけ待っててくれよ。もうすぐ動けるようになるからな!!
「………予想をたてる………か…」
今しなきゃならんのはこれなんじゃないか?
「そうと決まれば急がんとな!!!」
「よしっ!!!
急いでやるか!!!」
「大体、規模にもよりけりだが、それなりの人が乗るはず。それを考えると……毎時……1本からだな……様子を見ないと動けんしな。で、油はダイの他にも1人2人必要だな。
それに……運転手も2人で、駅員は……新しい町の方に1人で向こう(トスティエンス)はワンマン運転だな…
此方の世界にワンマンの概念が有るかどうかは分からんが、信用できる人材がウチら以外に居ない以上、簡単に雇うわけにもな……」
なかなかキツいな…
「単純に計算しても新駅側に5人前後は必要だな……
しかし、整備が栗丘まで来なきゃいけないってのは不味いな…
簡単な整備所を新駅付近に作るのもアリだが……それも時間と金がかかるからな。
と、言ってもいつかは人を雇って、技術指導もしておきたいしな~
+αでここだけじゃなくて、他のとこにも路線を広げてみたいからな~~ま、これはみんなに聞いてからだがな…
他にも………」
って!!
おい!!もうこんな時間か!!
日付変わってるじゃん!
よ~~し!寝るぞ寝るぞ~~
「それじゃあ、おやすみ~」




