自由時間!!(佐藤&加藤編)
①佐藤博之編
………眠い………
っても、折角の自由時間だしな~
簡単に寝るのも勿体無い気がするし……
あ~~~!!!どうするか~!!
やっぱ寝るか!寝るか~~!!!
よし!!決めたぞ!
おやすみ~~!!!
②加藤大三郎編
さぁ~~ってと。今日は何するかな~?でも、寝るのは早すぎるし… その辺ふらつくかな……
…………誰も居ない栗丘駅も珍しいかもな………
何時もはサリちゃんとか亮さんとかが居るからな~
ここまで誰も居ないってのは、そうそう起きないな……
なんか新鮮……………
「おっ!ダイ~~」
あっ。あれは!
「あっ、亮さん!どうしたんです?」
「いや、ちょっと散歩にでも行こうと思ってな。一応伝えとこうと思ったんだ。」
散歩か~
でも、今日は疲れてるから止めとくか。
「なるほど。分かりました。それではごゆっくり~」
「おう!そっちもな!」
そして、亮さんは走り去った。
にしても元気だな~~ 流石、亮さん。
「さて、こっちはこっちでどうするかな~~」
やることねぇーーー!!!!!
どうする!やることが無いぞ!!
いっそのこと寝るか?寝ちまうか!?
「………もうちょい歩いてみるか……
何か面白い物でも有ったらいいんだが……」
「何だこの扉?」
そして、俺はよく分からない扉の前に居る。
「……前の栗丘にはこんなの無かったよな?
そうなると………」
誰か呼ば………そもそも誰が居るか分からないままのに、呼ぶのは不味いな。
「しゃあないな。行くか!!」
そして、俺は扉を開けた。
中に入ると暗闇だった。そして、開けた扉は自動的に閉まり、内側からは開かなかった。
「おいおい……どういう事だよ………」
幸いにも色々な物(変な物w)が入った鞄を持ってきていたので、懐中電灯を点けてみた。
結果は………
何も見えなかった………
光さえも届かないようだ。
「懐中電灯の明かりが届かないとか、どんな広さだよ。どう考えても栗丘はそんなに広くないぞ?」
このままでは、埒があかないので床を照らしてみた。
すると……
「何だこれ?タイルでも無いしコンクリでも無いよな?」
よく分からない物質で出来た床だった。どれだけ靴で叩いても音がしない。それなのに硬いと言う意味不明な物質だ。
天井も照らしてみたが、届かない。
天井も異常に高いようだ。
そして不思議な事に、最初に入ってきた扉が無くなっていた………一歩も動いていないのだが……
「これは本当に不味い。出られないとか言ったら笑えんぞ!!」
スマホも持っているが圏外で繋がらない。(これは此方の世界に来てからずっとだが……)
トランシーバーも持ってない。
今日は自由時間たがら、朝になるまで助けは恐らく来ない。
……………まず落ち着くか……………




