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魔黒油を作ってみよ~

「う~~~ん……」

と、言うわけで明日行くことになった俺達は近くの宿に泊まることに…

3人1部屋ながら快適で食事もおいしい!

いい宿をとったな~


「お~い。おはよーう。」

「あっ…お早うございます。

岩根さんは?」

「あいつならトイレに行ったよ。」

「あっ。お早うございます。ダイ君。」

「よし。全員揃ったな?

じゃあ、今日は飯食ってからお昼に鉄道総局に行って、魔黒油の作り方を教えてもらってから、食料を買い込んで帰る。で、いいか?」

「そうですね。では、それで行きましょう。

後、仕事の開始日や給料、場所なども詳しく聞かなきゃいけませんね。」

「じゃあ、今日やることはこれだけってことで決定しますか?」

「他に必要な事とかも無いだろ?なら、これで決定だな。」




「「ごちそうさま!!」」

ここの世界でも宿に食堂のようなものは付いているみたいですね。ランチや夜は他の人も入って飲み食い出来るので賑わってます。(もちろん朝もですよ!!)



~お昼~


「こんにちは~~」

「よく来てくれた!

まずは魔黒油の作り方だな?」

「ええ。よろしくお願いします。」

「うむ。魔黒油に関しての説明は簡単だ。

魔石炭の代わりとなりうる新世代のエネルギーじゃ。

未だそれを使える設備が研究用しか無いのが問題だな。



そこで本題だ。君達は魔黒油を使った設備、機能を持っていると言うことなんだな?間違いないな?」

「ええ。我々の土地では石油と呼ばれている物ですが、それらを使用する設備や機能が存在します。また、我々も持っています。」

「うむ…………それには注意が必要だ。

魔黒油…君達の土地では石油と呼ばれている物は皆が知っているが使えないものだ。ネーシャが話したと思うが世界中の国が躍起になっている物だ。

もし、この事が漏れたら……追われるかもかれん………」

「まぁ、仕方ないでしょう。こちらも捕まらないように頑張っては行きますので。」

「ならいいが…

それよりも作り方だな。話が飛んでしまった。魔黒油は魔石炭と作り方はほぼ変わらない。「魔黒油そのものを思い浮かべれば良い」のだからな。しかし、魔力の質や量によって魔黒油の質や量も変化する。ただし、君達にはイメージなんて簡単だろ?使っているんだからな。

それでだ、魔力を調べるための道具を貸すからそれで調べてくるといい。次に来たときには結果を教えてくれれば、こちらから専門家を呼ぶからな。そいつに教えてもらえばいい。

こっちからは以上だ。」

「なら、次はこっちからですね。

こちらからは仕事内容についてです。………………」

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