表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/105

ここ……… どこ?

「よし、落ち着いたな。

まずは、外にでよう。」

「そうだな、行くぞ。」

確かに今は安全や現状を確認するためにも外に出た方がいい。





全員「…………………………………………………」

「ここは…………………」

「どこなんだ…………………

町が消えた…?」

いや、そんな…

町が消えたなんて。夢では…無いよな。

いや、でも…


「みんな落ち着け。この状態じゃ何が起きたのかも分からない。

サリちゃん、携帯は?」

「ダメです!繋がりません!圏外です…」

「カズちゃん固定電話は?」

「こっちも無理ですね。

そもそも電気が止まってます。

このままじゃ…」

「あっ。

電気ならどうにかなりますよ。

言うのが遅れてすみません!

昨日全駅の屋根に太陽光パネルと蓄電池を取り付けたんです。栗丘と車両基地以外の駅なら問題ありません。」

「おいおい、言うのが遅いよ。

まぁ、今回ばかりはこれが無かったらサヨナラだからね。

別にいいさ。」

この人スゲェ…

いつの間に付けたんだ?

全駅だろ?そう簡単じゃ無いはずだ。

まぁ、それは置いといて。この後どうするかが先だ。

「じゃあ、どうしますか?

輸送車と保線車両で伏原まで行ってみますか?」

「それいいね。

そうしよう。じゃあ、保線と輸送車1両で伏原まで行って、伏原駅の佐藤君が居たら連れてきてくれ。

長居はしなくていい。

じゃあ~、整備長とダイ君と岩根さんの3人で行ってきてくれないか?」

3人「了解!」





んじゃ、先ずは基地に行きますか。




基地は~

特に何も起きてないな。

車両も大丈夫そうだ。



「岩根、倉庫の中で無くなったものは有るか?」

「こっちは大丈夫です。

そちらは?」

「問題ない。

にしても、森ばっかだな…

町が消えたってより俺らが移動したみたいだな…」


俺らが移動した?

まさか…

異世界!?

いや…そんなことがあるもんか?

異世界転生なんて小説やアニメの中の話だろ?本当に起きるのか?

いや、でもそうなるとこの事態が説明できない。

やっぱり異世界なのか…?


いや、それよりも伏原に行く方が先だ。

伏原には佐藤がいるはずだし、他にも誰かいるかも知れないからな。


「じゃあ、そろそろ行きましょう。

時間がありません。」

「ああ、そうだな。準備してくれ。

先頭は保線でいいのか?」

「ええ、その方が良いと思います。

輸送車が前だと何かあったときに詳しく調べられませんからね。」

「確かにそうですね。

ゆっくりと安全を確認しながら進んだ方がいいです。」

じゃあ、保線が前、輸送車が後ろでいいみたいだな。

「分かりました。

急いで繋いできますので、外のポイントの手前で待ってて下さい。」





「電源は…問題ないな。」

「グォーーーーーーーン!」

「連結も…問題なし。

ここまでで3分か。まぁまぁだな。よし!じゃあ、さっさと行きますか!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ