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もしもあの子が笑ったなら2 4話

「みりんさん、協力してください。みりんさんの力が必要なんです。私たちだけでは、できないのです。みんとさんのため、手伝ってくれますか?」と委員長はこういってタッグを組んだのである

決断の日

病院内は慌てた雰囲気だった。その中でも、一番慌てた様子があったのはみりんだった。

みりんはそっとみんとの手を握っていた。でも、心の中では心配で仕方なかった。

みりんはそっと立ち上がると、看護師さんたちと話していた。

すると、医院内に高い呼び出し音が鳴った。

みりんや医院内に務めている人全員が走った。

全員が向かった先は、「みんとの病室」だ。

みりんがドアを開くと5秒後には、涙がぼろぼろと止まらなかった。

そこには包帯だらけでずたずたのみんとがベットから起き上がっていた。

みりんはその姿を見るや否や駆け込んだ。そして「ごべん...ごめんねぇ」と顔や鼻やをぐちゃぐちゃにしながら抱きしめ大声で泣いた。医院長が遅れて到着した時の顔はとても誇らしかった。


1時間前...みりんたちは解毒特効薬を開発していた。

そして、それをみんとに投与させたとき、少しだけ顔色がよくなった。

みんなは、それを見て安心した。が、医院長が量を間違えたらしく、みんとの体は痙攣しかけていた。

それを制したのは、みりんだ。みりんは医院長に「血液の量と解毒剤の量が釣り合ってないんですよね。」と聞いた。

医院長はしばし黙った後、みりんの思っていることを理解し「やめておきなさい。逆流したら君の命も危険だ」と止めた。

だが、みりんは聞かなかった。「早く。私たちは家族です。家族なら、大丈夫です!」

医院長はその言葉にうなずくと、「点滴や血液採取キットを持ってこい!」と指示した。

今からみんとがやろうとしているのは、自分の血をみんとと混ぜて解毒剤の量と合わせようとしていた。

すぐにその治療が始まり、10分後には解決したのだった。

そして今の現在に至ったのである。

ベットから起き上がったみんとはあたりを見渡していた。

すると、涙ながらのみりんが飛び込んできたのである

そして、「ごべん...ごめんねぇ」と顔や鼻やをぐちゃぐちゃにしながら抱きしめ大声で泣いていた。

みんとにはそのわけが全く分からず、きょとんとしていた。

みりんは抱きしめたまま、「わ、わたじが...わたじがよげいなおぜわだっで~」と言う。

みりんは泣きすぎてほとんどに濁点が付いていた。

みんとはじわっと涙があふれてきて、「私こそ、ごめんね」と言った。

その時、遅れてきた医院長が顔を出した。

そして中に入ると、みんとにこれまでの経緯を話した。

すると、みんとは泣きじゃくっているみんとの頭をポンッと撫でた。

「ほんっとうに、お前は...お節介だな。」と苦笑い。

すると柔らかな風が吹き、横のカーテンがふわっとめくりあがった。

そこには小さな少年が寝ていたのだった。

その子の名前は、双葉 燿と書いてあった。

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