もしもあの子が笑ったなら2巻 3話
双葉 みんと (ふたば みんと) 不愛想で、殺し屋 18歳
双葉 みりん (ふたば みりん) 学校に通っている女の子。何も考えていない
菜々星 陽 (ななせ はる) みんとの彼氏だった。
腹囲 海斗 (ふくい かいと) 別名 インフェルノ (殺し屋)のリーダー
雲通 燿 (うずい ひかる)...?
生死の行方
みりんは、部屋を出て少しすると医院長を呼び留めた。
「なんですか?話って」とみりんは聞く
医院長はため息をついて言った「みりんさん、落ち着いて聞いてください。みんとさんの打たれた弾丸ですが、LD50でした。」
みりんは、信じられないような顔を浮かべている。「L...D50...ですか?」
医院長は申し訳なさそうな顔をしている。
みりんは、涙があふれた。それは、うれし涙ではなく、残酷な現実が突き付けられた悲しみである。
「え...?LD50って、毒薬の最高ランク...ですよね?打たれたら、数時間のうちに大体の人が死ぬっていう」
医院長は、前を向いて言った「みんとさんの寿命ですが、おそらく...憶測で、あと半年でしょう」
みりんは、目の前が真っ暗になった。「みんとが、半年で死ぬ...?ねぇ、嘘...ですよね。」
医院長の目は、何も隠していないような澄んだ目だった。
みりんは、医院長の目に追い打ちをかけられて大声を出してしまった。「嘘だって!!言ってよ...」
しばらく泣き喚いた後、医院長がみりんに声をかけた。「みりんさん、私たちも今解毒剤を開発しています。もしかすると、助かるかもしれない。みりんさんは、その希望の光に...手を伸ばさないんですか?」
みりんは、涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げた。
医院長は、温かい掌をみりんに向けて、こういった。「みりんさん、協力してください。みりんさんの力が必要なんです。私たちだけでは、できないのです。みんとさんのため、手伝ってくれますか?」
みりんは、とても暖かいものを感じた。そして、首をできる限り上下に振った。
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