もしもあの子が笑ったなら2巻 2話
双葉 みんと (ふたば みんと) 不愛想で、殺し屋 18歳
双葉 みりん (ふたば みりん) 学校に通っている女の子。何も考えていない
菜々星 陽 (ななせ はる) みんとの彼氏だった。
腹囲 海斗 (ふくい かいと) 別名 インフェルノ (殺し屋)のリーダー
雲通 燿 (うずい ひかる)...?
2、
みりんが慌ただしい看護師の後について行くと、
集中治療室に運ばれるみんとの姿があった。
みりんは「えっ!?」という言葉しか出なかった。
すると、集中治療室から一人の看護師さんが出てきた
「みんとさんは、今容体がよくありません。今日が難問でしょう。今から手術をするので、みりんさんはここで待っていてください」そういうと、集中治療室に入っていった。
みりんは何も考えられなくなった。
1時間が立った時、医院長が集中治療室から出てきた。
みりんは駆け寄って心配そうに言った。「あの!みんとは...みんとはどうなりましたか?」
委員長はそっと微笑むと、「成功しましたよ」と言った。
後ろからストレッチャーに乗せられたみんとの姿があった。
みんとは、前とは違う別室に運び込まれた。個室だった。
すると、みんとが目を覚ました。が、ずっと寝ていたので、体に力が入らなかった。
それでも、首を動かして、みりんを見た。
そして、とてもしわがれた声で、「み...りん」と言った。
みりんはこれ以上にない嬉しさを感じた。
みんとは「い...いんちょうを、呼んできて」と言った。
みりんは、涙をこらえてうなずくと、医院長を呼んだ。
医院長は看護師の所へ行って、「ようやく気が付いた」というと、みんとの部屋に来てくれた。総勢8人入った。
医院長がみんとに質問をしている。「自分の名前は?」
みんとは、少し間をおくとぎこちない喋り方をした「み...んと。」
「自分の性別は?」医院長はいろいろ聞いた。
「......女、の子」
振り向くと、みりんに言った。「ぎこちないですが、そのうち解消されるでしょう。記憶喪失もなさそうです。」
それでもまだ、退院には至らないそうだ
こんにちは!LUNAです。
小説を出すのが遅くなってしまいすみません。
次回はほっこりした話をお届けできればいいなと思います
次回もお楽しみに!