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テイマー姉妹のもふもふ配信 ~もふもふをもふもふする最愛の妹がとってもかわいいので配信で自慢してみます~  作者: 龍翠


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配信132回目:病院に忍び込む危ない人


 今日は土曜日。わりと自由な日。だからこそ! 私はやらなければいけないことがある!


「はい。というわけでですね。れんちゃんの病室に忍び込んでいます」


『早朝から何やってんのお前』

『急に配信始まったと思ったらリアル配信か』

『大丈夫? 病院側の許可取った?』


「さすがに取ってるよ」


 忍び込んだと言っても、手続きはちゃんとしてあるからね。れんちゃんには言ってないだけで。

 時刻は朝六時。れんちゃんはまだ寝ている時間。多分七時ぐらいに起きると思う。それじゃあ、そっと病室に入りまして……こそこそと……。


「ベッドがこんもりしてる……あそこにれんちゃんが……。ふへ、うえへへへ……」


『だれかー! 警察に連絡してー!』

『絵面がやばすぎて草なんだ』

『おいいたいけな幼女の私室に入り込んでる不審者がいるぞ! 誰か家族を呼べ!』

『その不審者がお姉ちゃんなんだよ……』

『なん……だと……!?』


「うるさいよ」


 朝からケンカ売ってるのかなこいつらは。買うぞコラ。

 そっとベッドに近づきます。れんちゃんは気持ち良さそうに整った寝息を立てていて……。ぬいぐるみを抱いてぐっすりだ。白いわんこのぬいぐるみだね。うん。


「うっ……」


『ミレイが死んだ! この人でなし!』

『なるほど、これが尊死か』

『なんか違う気がするw』


 うちの子がとってもかわいい……! ああ、このままれんちゃんに頬ずりしたい! もちもちほっぺをぷにぷにしたい! 抱きしめたい!


「んふ……ふへへ……」


『あかん絵面がガチでやばすぎる』

『だれかー! ご両親呼んできてー! わりとマジでー!』

『れんちゃんの貞操の危機だ!』


 こいつらは私を何だと思っているのかな? いい加減怒るよ?


「まったく。失礼なやつらだよね」

「うん。そうだね、おねえちゃん」

「うんうん……。あれ?」


 れんちゃんを見てみる。目を開けて、じっと私を見つめてる。うん。よし。


「れんちゃんはかわいいなあ!」

「わぷ」


 とりあえず抱きしめておこう!


『誤魔化しに入りました!』

『このままいくと間違いなく怒られるからね、仕方ないね』

『手遅れの気もするw』


 そんなことは……ないはず!


「むう……」

「あ、あはは……」


 れんちゃんはもちもちほっぺを膨らませてちょっと不機嫌そうです。いや、ほんと、うん。


「ごめんなさい」


 謝るしかないよね!


「もう……」


 れんちゃんは、仕方ないなあみたいな雰囲気で笑ってくれた。そんなれんちゃんが私は大好きです。とりあえずほっぺをもちもちしておきます。もちもち。


「うにゅぅ……」

「どうよ。私の妹、かわいすぎか?」


『知ってる』

『むしろかわいくない時がなかった』


 だよね! うちの子が一番かわいい!

 れんちゃんのほっぺをもちもちして、ベッドにころんと転がす。れんちゃんの顎の下をこちょこちょしつつ、お腹をわしゃわしゃ。


「ここかな? ここが気持ちいいのかな? うりうり」

「えへへー」


『なにこの……なに……これ……』

『理想郷はここにあったんだ……』

『てえてえ?』


 れんちゃんをたっぷり甘やかす。ついでにれんちゃんが持っていたぬいぐるみをれんちゃんの顔の上にのせてみた。ふかふか言ってるれんちゃんもかわいいです。


「もふもふ……」

「もふもふだねえ」


 丁寧にお手入れされているぬいぐるみはいつももふもふだからね。どの子もれんちゃんが大切にしているってよく分かる。


「そのうち、ぬいぐるみたちが動いてれんちゃんと遊んでくれるかも」

「あそびたい! たのしい!」

「そうなったら楽しいねえ」


『れんちゃんと遊ぶ動くぬいぐるみたちか』

『なんだろう。ホラーのはずなのにすごく微笑ましく見える気がする』

『AI技術が発達したら、動いて遊んでくれるぬいぐるみとか出てくるのかな』


 なにそれ楽しそう。そういうのが出たら、アルバイトをしてでもれんちゃんにプレゼントしたいね。きっと喜んでくれるだろうから。


「おねえちゃん、今日はどうして早いの?」

「土曜日でお休みだからね。れんちゃんの寝顔を見たいと思いました」

「そっかー」

「そうなのだー」


『それでいいのかw』

『れんちゃんにとって姉の奇行は慣れ親しんだものだから』

『おかしいな、問題のはずなのに疑問に思わなくなってきたぞ?』


 疑問に思う必要がないからね。当然だと思います。


「んむ……」


 そう思っていたら、れんちゃんが目をこしこしとこすっていた。まだちょっと眠たそう。起きる時間よりもちょっと早いからね。仕方ないと思う。


「れんちゃん、もうちょっと寝てていいよ」

「んぅ……」


 れんちゃんが私にぴったりくっついて眠り始めた。とても、かわいい。


「……っ!」


『ミレイが身もだえしてる……』

『姉の姿か? これが』


 れんちゃんがとってもかわいいからね! 仕方ないね!


壁|w・)滑り込みセーフ! 年内に間に合った!

はい。大晦日です。本年もありがとうございました。

今年はコミカライズも無事に完結して、テイマー姉妹の商業は終了したことになります。

なのでこのお話もさっさとたたむべきかと思いましたが……。


ま! 今までも気まぐれ更新だったし、のんびり続ければいいよね!


というわけで、不定期更新ではありますが、もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。

来年もどうぞよろしくお願い致します。



ちなみに。ちょっとやばいお姉ちゃんな新作をカクヨムで投稿していたりします。

『侵略者系魔女の侵略ライフ ~地球を侵略しにきた魔女とそんな魔女に姉と呼ばせる中学生のやりたい放題生配信~』

こちらもよければ読んでいただけると嬉しいです。

カクヨムコンが終わったらこちらにも改めて投稿する予定です。


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― 新着の感想 ―
これが、れんちゃんの姉の本体だ。 いつもの、ミレイで安心です。
運動会の時は両親見てたけど通常時も見てないかな
本当に良いのか、年内最後がこれで?? レンちゃん、可愛いからいっか~!!(考えるのを止めた)
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