0.登場人物紹介
ロシェル・バルトダイン
(年齢は2011年7月のもの)
主人公。24歳。177cm、69kg。11月26日生まれ。ガラダイン王国海軍の軍人で階級は少佐。
若いながら少佐として活動しており、経験の浅さは毎日の努力でカバーしようとしている。俗に言うイケメンであり、同年代の女の子からは良くモテるだけでなく裏表の無い性格で男女問わず人気者である。
ムエタイの使い手。
元々は士官学校を卒業してから中尉として活動していたが、リオスと同じく自分の国と周辺国とで紛争が起こってしまった為に上官が殆ど戦死してしまい、この年齢で少佐に抜擢された。なので日々複雑な感情を抱いており、周りのプレッシャーに押し潰されそうになっているのでひそかに中尉に戻りたいとの願いを上層部に出しているが、人手が足りないので戻れずにいる。
同じ境遇で若くして大佐に抜擢されて仲が良くなったアイベルクは彼の先輩に当たる。明るくポジティブな性格で若者らしく血の気が多い。
コラード・モラッティ
36歳。エンヴィルーク・アンフェレイア中を旅して色々な依頼を遂行して来たベテラン冒険者。
ベテランらしく落ち着いて依頼をこなして行く事が評価されている。
ロシェルがこの世界に来てから最初に出会った人間。
若干変わった形の斧で戦うが、大きな武器に似合わない繊細な武器捌きを得意とするのはベテランならではのテクニックであると言える。
クリスピン・オムス
28歳。ルリスウェン公国騎士団の団長。186cm、80kg。
生真面目で堅物な性格だが、若くして公国騎士団の団長にまで上り詰めたエリート。
元々は大貴族の出身であり、同じく騎士団に所属していた父親から武芸や戦術等を徹底的に叩き込まれて来た、騎士団員として活躍する為に生まれて来た様な男。普段はオーソドックスなロングソードを使うが、槍や斧、弓等の一通りの武器の扱いは習得済みである。武器の腕のみならず、馬術や体術も騎士団長の座に就くだけの技量を有している。




