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0.登場人物紹介

エイヴィリン・ガウンディ

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

ファイナルステージの2人の主人公の1人。18歳。アメリカ・ペンシルベニア州出身。

172cm、68kg。9月22日生まれ。職業バウンティハンター。

表向きは普通の若者だが、裏の顔は10歳の時に一家が火事で焼死してしまい、それ以来金を稼ぐ為に殺し屋をしている。

両手には身体を洗う時と高校生の顔の時以外は何時も黄色の革手袋をはめており、武器を持つ時に感触が変わらない様にしているらしい。

非常に冷静沈着で、長い殺し屋のキャリアを持つ事から色々な武器を扱う事が出来る。

狙った獲物は決して逃がさず、地の果てまで追いかける。

また、組織から習ったカンフーの使い手でもありそれ故に体術も得意。

高校卒業後は殺す筈だったウォルシャンと共に賞金稼ぎとしての道を歩み始めた。


ウォルシャン・マイトフィル

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

ファイナルステージの2人の主人公の1人。25歳。イギリス・マンチェスター出身。

188cm、87kg。8月11日生まれ。職業バウンティハンター。

元軍人で軍隊格闘術のクラヴマガと太極拳の使い手でもある、明るく豪快な性格の男。

軍在籍時にエイヴィリンの組織の秘密である極秘情報を入手し、告発しようとした事からエイヴィリンに狙われていた。デトロイトの廃墟に身を隠していたが、運悪くエイヴィリンに追い詰められてしまう事に。

軍には何時か戻りたいと思っており、組織の監視のほとぼりが醒めた頃にイギリスに戻るつもりで居たが、エイヴィリンに殺される寸前で彼の組織と、自分が軍の所属していた時の部隊が壊滅した事を知り、お互いに戦意喪失。

今はアメリカのテキサス州において永住権を取得し、エイヴィリンやそこで知り合ったグレリスと共に賞金稼ぎとして活動をしている。


ガレディ・トールス

挿絵(By みてみん)

29歳。アイクアル王国の北西、ルリスウェン公国との国境から少し離れた東に存在する獣人のみの集落「ルルトゼルの村」で暮らしている寡黙な性格の狼獣人の青年。突然集落にやって来たファイナルステージの主人公2人に出会い、しかも面倒まで見させられる事になる。

ミドルサイズの両手斧を振るう戦士だが、決して単純では無く意外と繊細な戦い方をするタイプ。ワイバーンの扱いも集落の中では随一と言われる腕前で、アクロバットな飛行テクニックもお手の物。


ラスラット・オーレデトル・ジェスリック

(イラスト:六花氏)

挿絵(By みてみん)

24歳。ソルイール帝国の貴族出身でワイバーンを操り世界各地を旅している若者。メインの武器はダガーナイフだが、他にもロングソードやロングスピア等の剣と槍が得意。魔術に関しても姿を消す魔術を駆使したり上級魔術を簡単に使いこなす等、24歳の若さとは思えない程に魔術にも精通している。

いわゆる「俺様」な性格で強引な面が目立つ。どうやら何かの使命があって世界中を旅している様であり、その過程で主人公2人に出会う事になる。


ペーテル・エリクスドッター

挿絵(By みてみん)

44歳。1st stageでリオスを手助けした中年の男。普段はイーディクト帝国で酒場のマスターも兼任する宿屋のオーナーをやっている。

以前は貴族の屋敷の使用人として働いていたが、家庭の事情で使用人を辞めてからはそのまま今の職業に落ち着いた。物腰も落ち着いているが、貴族の使用人になる前は大斧を振り回して世界中を旅していた行動力のある傭兵だった。

とは言うものの、家族構成が一切不明だったりイーディクト帝国のみならず色々な所に現われる神出鬼没な存在である為に謎の部分が多い。古代の遺跡や伝説のドラゴンの話についても少しは知っている。


リオス・エルトレイン

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

30歳。180cm、76kg。6月14日生まれ。ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は少佐。

クールな性格。日々軍人として職務を全うしており、いずれは大佐になる事を目標にしている男。軍隊格闘術とカポエイラの使い手であり、過去には軍の部隊別模擬試合トーナメントでの優勝経験もある。しかし実際の所、この年齢で少佐に抜擢されたのは彼が優秀だったからでは無くただ単に紛争があって人手不足になり大尉からの特例昇進で、紛争終了後も人手不足で元の大尉に戻る事無くそのまま、と言う事らしい。


ロシェル・バルトダイン

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

24歳。177cm、69kg。11月26日生まれ。ガラダイン王国海軍の軍人で階級は少佐。

若いながら少佐として活動しており、経験の浅さは毎日の努力でカバーしようとしている。俗に言うイケメンであり、同年代の女の子からは良くモテるだけでなく裏表の無い性格で男女問わず人気者である。

ムエタイの使い手。

元々は士官学校を卒業してから中尉として活動していたが、リオスと同じく自分の国と周辺国とで紛争が起こってしまった為に上官が殆ど戦死してしまい、この年齢で少佐に抜擢された。なので日々複雑な感情を抱いており、周りのプレッシャーに押し潰されそうになっているのでひそかに中尉に戻りたいとの願いを上層部に出しているが、人手が足りないので戻れずにいる。

同じ境遇で若くして大佐に抜擢されて仲が良くなったアイベルクは彼の先輩に当たる。明るくポジティブな性格で若者らしく血の気が多い。


ジェイヴァス・ベリルード

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

35歳。ロシア人。サマーラ出身。9月2日生まれ。178cm、75kg。

ロシア陸軍所属の軍人。階級は少佐。元々格闘技が好きな男であり、それが高じて戦いの世界に身を投じてみたいと思い、格闘家ではなく軍人になる事を決意した。現在では少佐の地位にあり、部下の指導にも力を入れている。ロシアの格闘技であるコマンドサンボを元々やっていたので、彼の体術には関節系の技が多いのも特徴的。

寒いロシアで生まれ育ったので、夜の寒さ対策にウォッカを寮の自室に何本もストックしている。その為アルコールには強い方。熱い性格であり、挑発に乗りやすいタイプな上に口調も荒く、手もすぐ出てしまうので部下からの評判はお世辞にも余り良くないらしい。だが戦闘のレベルは軍人故に、決して低くは無い男である。


レナード・サーヴィッツ

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

25歳。身長183cm、体重74kg。5月27日生まれ。ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は大尉。

リオス、アイヴォス、アルジェントとは仲の良い軍人。

アルジェントとは同じ部隊に所属しており、アルジェントの副官を務めている。飄々とした性格のアルジェントに時々呆れつつも、しっかりと彼をサポートする真面目な性格の青年。

プロレスとルチャリブレを習得しており、身体つきは細身の部類に入るが、それを逆に利用して身軽な動きで豪快にプロレス技を繰り出す。

戦時昇進で少佐に抜擢されてしまったリオスとアルジェントを気にかけているが、紛争自体は終わったので少佐としての実力もおいおい彼等について来るだろうとは仲の良い友人として思っているのだとか。


グレリス・カーヴァラス

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

21歳。182cm、82kg。10月2日生まれ。アメリカ・ミズーリ州出身。血の気の多い現代の若者。

子供の頃から家にあったビデオを見て西部劇に憧れていた為、今はテキサス州において賞金稼ぎとして1人暮らしをしている。

服装もその時代の物を意識してテンガロンハットや革のベスト、革のブーツ等を着用しており、こだわりが深い。拳銃はリボルバーを2丁携帯しており、ベストの下にはぎっしり銃弾が詰まっている。

格闘術はエスクリマを習得しているが、銃の腕に比べればまだまだと言った所。酒もタバコもやるのだが程々にする様にしている。西部劇だけでは無くアクション映画への憧れも強く、10歳から身軽な動きをする為に器械体操をやっている経験を持つ。


アイベルク・グリスレイン

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

33歳。183cm、81kg。12月16日生まれ。ガラダイン王国陸軍の軍人で階級は大佐。

クールな性格で、所属は違えどロシェル少佐とは良く一緒に行動しているのを目撃した人が多数。ロシェルと同じく若いながらも大佐の地位にあり、武術や戦術の実力もレベルが高い。テコンドーの大会出場経験あり。

とは言うものの実力で抜擢された訳では無く、ロシェルと同じ境遇で上官達が周辺国との戦争で戦死して行った為に繰り上げで少佐の地位にあった彼が大佐の地位に戦時昇進と言う形となった事もまた周知の事実である。同じ境遇で少佐になったロシェルとはその関係で仲が良いので一緒に行動する事が多くなった。熱くなりやすいロシェルを止めるのは彼の役目である。


アルジェント・エルレヴィン

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

30歳。175cm、72kg。6月11日生まれ。ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は少佐。

口を開けば軽口が出て来る様な飄々とした男。リオスやアイヴォスとは士官学校時代に意気投合した旧知の仲であり、自分の副官であるレナードもまた仲の良い軍人である。アイヴォスとは違いリオスとは同い年なので、階級こそアイヴォスと同じく大尉だが敬語は一切使わない。制服のフチの色やネクタイの色が違うのは部隊が違うからなのだが、それでも時間を何とか合わせる様にしてリオスやアイヴォスと会える様にしている。

インドネシアの伝統武術であるシラットを習得しており、変則的な手技中心の戦い方と、武器相手でも果敢に攻め込んで行くスタイルで異世界を駆け抜ける事になる。


エヴェデス・カースリッヒ

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

33歳。ドイツ人。デュッセルドルフ出身。183cm、77kg。12月16日生まれ。

ドイツ連邦共和国陸軍所属の軍人。階級は少佐。

元々は彼の祖父がナチスの軍人だった経緯があり、その息子である父が早々にその当時恋人だった母と一緒に国外に逃げた事で自分が生まれた事をひょんな事から知ってしまう。彼自身にはナチスへの憧れも信仰心もまるで無いものの、そのひょんな事が切っ掛けで事件に巻き込まれて行く。

大学卒業後に軍に入隊してから同期の影響で23歳の2001年からフリーランニングをやっており、軍隊格闘術以外にもアクロバティックな動きを見せて敵を翻弄するのが得意。

熱くなりやすい性格だが面倒臭がりな一面も。酒癖が悪い。


アイヴォス・ソリフォード

(年齢は2011年7月のもの)

挿絵(By みてみん)

28歳。176cm、71kg。8月18日生まれ。ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は大尉。

リオスの副官を勤める男。リオスとは歳が近いが、リオスの方が年上で階級も上なので常に敬語で接している。家族の影響で子供の頃から日本の文化に興味を持つ様になり、忍者や侍に憧れて日本刀を買い、軍人として鍛えた身体を使った身軽な動きも組み合わせてプライベートで振り回している。

士官学校の上のクラスである軍学校を出てからはそのままキャリア組の大尉として勤務しており、現場叩き上げの者達からは快く思われない事も多いが彼自身は意にも介していない。

しかしそんな事も「ちりも積もれば山となる」で良い加減にうんざりしてしまった時があり、その時に休暇を取ってやっと夢見た日本に旅行に来た事から更に日本の文化に興味を持つ様になったのだとか。周りに日本文化について語れる人間が居ないので1人でこっそり楽しんでいる事から、周りからは浮いた存在として見られる事も多い。


クリスピン・オムス

挿絵(By みてみん)

28歳。ルリスウェン公国騎士団の団長。186cm、80kg。

生真面目で堅物な性格だが、若くして公国騎士団の団長にまで上り詰めたエリート。

元々は大貴族の出身であり、同じく騎士団に所属していた父親から武芸や戦術等を徹底的に叩き込まれて来た、騎士団員として活躍する為に生まれて来た様な男。普段はオーソドックスなロングソードを使うが、槍や斧、弓等の一通りの武器の扱いは習得済みである。武器の腕のみならず、馬術や体術も騎士団長の座に就くだけの技量を有している。


アンリ・ルイ・ボワスロ

挿絵(By みてみん)

32歳。リーフォセリア王国騎士団第4師団師団長。192cm、88kg。

辺境の警備の責任者を任されているものの、元は王城の警備を住み込みでしていた過去を持つ。

しかしながら、ある事件が切っ掛けになり辺境警備に回される事になってしまった。

その事件に関連して何かを企んでいると言う噂があるものの、あくまで噂にしか過ぎない上に面倒見の良い性格がその噂を消し去ろうとしている。

ハルバードの使い手だが、武器術以外にも体術、馬術共に師団長を務めるだけの肩書きにふさわしい実力を持っている。


セバクター・ソディー・ジレイディール

挿絵(By みてみん)

26歳。180cm、73kg。8月9日生まれ。16歳から戦場を駆け回り名を上げて来た元傭兵。今はエスヴァリーク帝国の騎士団長になっている。

寡黙な性格で殆んど喋らないが腕は確か。武器はロングソード。 元々は貴族の出身だったが没落して旅に出た過去がある。ロングソード以外にも色々武器が使えるが、彼曰く自分に最もしっくり来るのはロングソードらしい。


フォン・クローディル

挿絵(By みてみん)

27歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団特殊部隊隊長。

熱くなり易い性格で武器は大剣。5年前にセバクターを帝国騎士団へと誘った張本人。

年上の部下ニーヴァスと共に、若き特殊部隊隊長として隠密行動や潜入捜査等を主な任務としている。


ニーヴァス・ローレディル

挿絵(By みてみん)

29歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団特殊部隊副隊長。

フォンの副官である物静かな槍使いの男。熱くなりやすい上官フォンのブレーキ役を務めている。

そんな年下の上官フォンと共に、若き特殊部隊員として隠密行動や潜入捜査等を主な任務としている。


シーディト・ジリハーン

(イラスト:うっしー氏)

挿絵(By みてみん)

34歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。

盗賊団のリーダーだったが、5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に帝国騎士団に入団した。自分の部下が傷つけられた時にはその相手にどんな手を使ってもやり返す程執念深い一面も持っている。帝国内のあちこちで遺跡や神殿等を荒らし回っていた過去から、帝国内の地理に関しては非常に詳しい。

武器は長い斧。


カヴィルド・カルファー

(イラスト:とみ子氏)

挿絵(By みてみん)

32歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。

盗賊団のサブリーダーだったが、5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に帝国騎士団に入団した。

職業が変わった今でもシーディトをサポートしており、作戦の立案から潜入活動、後始末まで全般をこなす影の実力者。シーディトとは騎士団入団の5年前から付き合いがあり、優秀な彼の右腕として活動している。武器はハルバード。


ルディス・ジレーバー

(イラスト:とみ子氏)

挿絵(By みてみん)

27歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。

盗賊団のメンバーだったが、5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に帝国騎士団に入団した。

シーディトの弟分。

スナイパーとして遠距離からの攻撃をサポートしており、ロングボウとクロスボウを臨機応変に使いこなして相手を仕留めるのが得意。反面、体術は大の苦手である。

盗賊団時代の役割も仕掛けの解除や武器の調達等の裏方担当が多かった為、トラップが多く仕掛けられている遺跡調査等に呼ばれる事が非常に多い。


ライウン・ヴェンデン

(イラスト:とみ子氏)

挿絵(By みてみん)

35歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。

盗賊団のメンバーだったが、5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に帝国騎士団に入団した。

盗賊団のメンバーではあるが武器商人として裏の世界で活動し、シーディトに頼まれる形で一時的に盗賊団のメンバーとして行動していた。

飄々とした性格で胡散臭そうな言動が目立つがシーディトとは10年以上の付き合いを持っており、武器の面でシーディトが昔から世話になっている。

ライウン本人は武器商人である為に様々な武器の扱いに長けており、魔術のテクノロジーを駆使して作り上げたハンドガンやマシンガン、更には持ち運びが出来る大きさのロケットランチャーも使う。

その経緯から、入団僅か5年で騎士団本部にある武器庫の管理責任者に抜擢された。


エンヴィルーク

(年齢は2013年3月29日のもの)

(イラスト:ぽん氏)

挿絵(By みてみん)

4471歳。神のドラゴンの片割れで熱血漢な性格。

遥か昔にこの世界を創ったドラゴンの子孫。「エンヴィルーク」と言う名前を代々受け継いでいるドラゴンとして、普段は人間の姿で世界の監視者として生活している。

攻撃と破壊のドラゴンとして、徒手格闘術、武器術全般のテクニックと圧倒的な威力の攻撃魔術、そして膨大な魔力を持っている。


アンフェレイア

(年齢は2013年3月29日のもの)

(イラスト:ぽん氏)

挿絵(By みてみん)

3522歳。神のドラゴンの片割れで冷静な性格。

遥か昔にこの世界を創ったドラゴンの子孫。「アンフェレイア」と言う名前を代々受け継いでいるドラゴンとして、普段は人間の姿で世界の監視者として生活している。

防御と回復のドラゴンとして、徒手格闘や武器術は余り出来ないが防御と回復の魔術全般を使いこなし、膨大な魔力を持っている。

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