0.登場人物紹介
エヴェデス・カースリッヒ
(年齢は2011年7月のもの)
主人公。33歳。ドイツ人。デュッセルドルフ出身。183cm、77kg。12月16日生まれ。
ドイツ連邦共和国陸軍所属の軍人。階級は少佐。
元々は彼の祖父がナチスの軍人だった経緯があり、その息子である父が早々にその当時恋人だった母と一緒に国外に逃げた事で自分が生まれた事をひょんな事から知ってしまう。彼自身にはナチスへの憧れも信仰心もまるで無いものの、そのひょんな事が切っ掛けで事件に巻き込まれて行く。
大学卒業後に軍に入隊してから同期の影響で23歳の2001年からフリーランニングをやっており、軍隊格闘術以外にもアクロバティックな動きを見せて敵を翻弄するのが得意。
熱くなりやすい性格だが面倒臭がりな一面も。酒癖が悪い。
ドミンゴ・ルビエラ
29歳。魔術王国カシュラーゼの筆頭魔術師。冷静だが執念深い性格。
若くして魔術の道を究めた魔術師だが、魔術だけでは無く三叉槍の使い手としても名を馳せている文武両道の人間。体格も魔術師には一見見えない程大柄で、普段は黒のローブ姿で過ごしているが戦場に出て戦う場合にはトライデントを持つので動きやすい服装に着替える。
魔術の効果が全く無いと言う事を知ったエヴェデスの身体に興味を持ち、どうにかして彼の身体を調べようとしたが逃げられてしまい、自分の側近であり王国騎士団長でもあるライマンドと共にエヴェデスを王国中で追い掛け回す事になる。
ライマンド・ヴァッティモ
26歳。魔術王国カシュラーゼの王国騎士団長。
2本の短剣をメインの武器に使い、スピードある戦い方を見せる。魔術王国の騎士団長である以上勿論魔術も使える男だが、筆頭魔術師であるドミンゴには遠く及ばないのでその分を武器術で補っている。
若い故に血の気も多いが、それでもこの年齢で騎士団長を任されるだけあってカリスマ性は高いらしい。




