0.登場人物紹介
アルジェント・エルレヴィン
(年齢は2011年7月のもの)
主人公。30歳。175cm、72kg。6月11日生まれ。ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は少佐。
口を開けば軽口が出て来る様な飄々とした男。リオスやアイヴォスとは士官学校時代に意気投合した旧知の仲であり、自分の副官であるレナードもまた仲の良い軍人である。アイヴォスとは違いリオスとは同い年なので、階級こそアイヴォスと同じく大尉だが敬語は一切使わない。制服のフチの色やネクタイの色が違うのは部隊が違うからなのだが、それでも時間を何とか合わせる様にしてリオスやアイヴォスと会える様にしている。
インドネシアの伝統武術であるシラットを習得しており、変則的な手技中心の戦い方と、武器相手でも果敢に攻め込んで行くスタイルで異世界を駆け抜ける事になる。
ラニサヴ・リーベルト
27歳。エレデラム公国騎士団長。
元々は孤児の出身で孤児院で育った後に騎士団に入団し、そこから自分の実力で今の地位までのし上がって来た努力家。
しかしそれを鼻にかけて傲慢な態度を日々見せている為か、騎士団長としては尊敬されているものの人間としては尊敬されていない。
その上今でも自分自身が孤児であった事にコンプレックスを感じており、騎士団長になった今でも周囲の貴族達をどうにかして見返してやる事が出来ないかと色々考えているらしい。
武器は何でも使えるが、メインの武器は腰にぶら下げている二振りのサーベルである。




