第四話 『解放されし力』
「能力を使えし者たち」の第四話です。
よければ読んでいってください!
「はぁ?俺が相手になってやるだと?バカかお前?」
廉の体力はもう限界に近く意識がない状態と同じだった・・・
「時間の無駄だ・・・ 変形思考能力!!」
男の手がハンマー形に変わり廉をフッ飛ばす・・・
「うぅ・・・くそ、俺は死ぬのか・・・女の子一人助けれないのか・・・」
その時、廉の力が解放された・・・
なんだこの感じはもうお迎えか?・・・違うなにかが(力を解放しろ・・・)そうだ俺はまだ死ねないカノンを助けるんだ・・・。
「おい、準備はいいか?」
「あ?まだ生きてたのかこの死にぞこないが・・・今度こそ殺してやる」
刹那、廉は一瞬にして男の背後に回り込む・・・。
「なっ!」
「どこを見ている。」
強烈な蹴りが男の懐に入る・・・
「なんだって!?いつの間に!?」
「喋る暇があったらよけたらどうだ?」
目にも止まらぬ速さで男の体に攻撃をくらわせる・・・もう男は意識が無く死ぬ寸前まで殴り続けられた・・・
「終わりだ!その身に刻め!!」
カノンが目を覚まし、廉の最後の一撃を止めに入る・・・
「待って!レン!!」
「うぅ・・・俺が助ける・・・俺がカノンを・・・」
もう廉には自分では制御できないほどの状態に陥っていたそしてそのまま廉は地面に倒れ込んだ・・・
「レン、大丈夫!?」
「・・・!あの男は!?」
もうそこには男の姿は無くなっていた・・・
「いったん家に戻ろうったほうがいいよね・・・」
今回は文字数が少なくなってしまいました。
読んでくださった方本当にありがとうございます!
次回もよければ読みに来てくださいね!