第三話 『漆黒の使い』
『能力を使えし者たち』の第三話です。
よければ読んでいってくださいね。
「いてっ」
「レン、いつまで寝てんのぉ~?」
「はい?今、何時だよ~?」
俺は時計の方を見た時に嘘かと思った。なんとまだ朝の7時だったのだ・・・
「あの~早くない起きるの?・・・じゃ、俺は~今から~二度寝タイムに~♪」
と、すばらしい時を迎えるはずだったが、周りの家具が四方八方から俺めがけて飛んできたのだ!
「おい!ちょっとまて・・・ぐはっ!」
当然、よけれるはずもなく全部見事に命中した・・・。
数分後、目を覚ましてカノンに問いかけた・・・。
「ねぇ?その物を浮かして自由に飛ばすそれってなに?もしかしてそれが『能力』ってやつ?」
「うん!えぇーっとなんていったかな?・・・あ!「物体操作念動力」ってやつだよ!色々できるよ。たとえば~・・・。」
そのときカノンの体が宙に浮きその周りの家具も浮き始めた・・・。
「おぉ~すごいな、その『能力』俺も早くなにかできるようにならないかな~」
▼△▼△
「よし出かけるか~天気もいいし!どこ行こうか・・・おっ!今日はPCが半額だってこれはいかなくては!」
「出かけるの?私もいっしょに~」
「えぇ~付いてくるの!」
「だめ・・・ですか・・・」
あれ?こんなにカノンって可愛かったけ?あら~こんな顔されたらな~・・・。
「別に・・・いいけど。でもそのなんとかって能力で痛ぶらないでね!」
「わかった~!やった~お出かけだぜぇ~♪」
俺は目的地に向かう途中、喉がかわいたので自販機で飲み物を買うことにした・・・。
「えぇ!コーラ売りきれかよ!もうついてないな~」
刹那、自販機の前をなにかが通り過ぎた・・・その瞬間!自販機がいきよいよく破裂した・・・。
「うぁ!」
俺は軽く飛ばされて強く地面に叩きつけられた・・・。
「レン!大丈夫!?っく誰なの!」
そこには一人の男が立っていた・・・。
「真田 廉だな。お前をここで抹殺する!」
「うぅ・・・抹殺するだと?」
その時、カノンの周囲の物が浮き上がり男の方へ飛んでゆく・・・。
「ほぉ~「物体操作念動力」か、まさか能力使いに出会えるは光栄だよ・・・。だがそんなもので私に勝てるかな?」
男の手が盾に変わりカノンの飛ばした物が全てはじかれた・・・。
「なに!そんなはずは・・・着信です、着信です。」
と、カノンの携帯が鳴った・・・着信主はサイトの管理人だった。
「はい、もしもし!、なんですか?今、ヤバいんですけど!!」
「えぇ~やっぱり~おそらく今、戦ってる人は「漆黒の使い」の一人だよ~そいつらは闇の契約をして悪の能力を使う事ができるよ~だから気をつけてね~ブチッ!・・・ピッーピッー」
「えぇなに?わからないよ~」
「危ないカノン!!」
「キャ!!」
もうその時には遅くカノンは5~6M飛ばされ気を失っていた・・・。
「あれ、もう終わりか~つまらないな~もうちょっとこの力「変形思考能力」を試したかったのにな~。」
その時、気を失っていたレンが目を覚まして男につぶやいた・・・。
「おい、俺が相手になってやる・・・」
どうでしたか?
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
今回はカノンの能力にふれ新しい敵も出てきました!
また機会があれば読みに来てくださいね!