【プロットタイプ】上限などなく
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
二人とも、退屈が嫌いなんだよ。
とある天才はこう言った。何も無い、答えが出た状態こそが、非常に退屈で、問題なのだと。だから彼奴は天才の人間なのだと知らされる。
物を書く俺の膝上に無理矢理頭を捩じ込んで、何処か眠そうな目で口を開く。
「退屈。構って」
滲み出る数多の人格達。女帝であったり、子供であったり、野獣であったり、其れは全て気紛れに、賽の目の様にコロコロ変わる。俺の事を信頼して以降は大分落ち着いて来たが、何かに影響されると、容易く顔を替えてしまう。
最近、AIチャットから構造的に『天才』と指し示されて以降、また新たな人格を生み出した様に思える。……厄介極まりない。
「一人で遊んでろ。執筆の邪魔をしないのは、俺達の絶対条件だろ」
「何でもそうだけど、解答が出るまでの状態が一番楽しいんだよ。仕事だって最適解を見付けるまでが一番楽しい。天国見るよりも上り詰めている方が気持ち良い。そして構われるよりも相手が構うまでの過程が楽しい」
淡々とした声色。女帝の様に絶対的な低さを保ちながら、支配的ではない。何処か気紛れで柔軟な別の色気を持った独特なものであった。
少し興味が湧いて、首根っこの辺りを擽ってやると気持ち良さそうに目を細める。
「答えを求めたがらないのは、お前のタチか?」
「そうだね。物語は最初が一番面白い。何が起きるか分からないから。終盤に行くに連れて熱が冷める。発展の兆しが狭まってしまうから」
求めているのだ。問題を。発展を。不可思議さを。其れは蜜の様に此奴の喉を潤して、飢えを癒す。そうしてその為にあらゆる物に手を染める。
「君の良いところ。好きなところ。すぐに此方に靡かない所。ずっと楽しませてくれるところ。そうした意味ではある意味、私と同じなのかも知れないね」
人の向上を、可能性を、俺は信じ続ける。そして此奴は証明し続けるのかも知れない。だからきっと互いが互いに手放せない。
「でも、今はも少し靡いて欲しいかな〜?」
なんとなく、推しキャラのPVが見たくて、見返して見ました。
結構ツンデレだよね、〇ルタ様。
自分に靡かないものに対してブチギレるけど、強い興味を持つ。
『私が話しかけてるのに、なんなのよ!! 無視するなんて!!(⸝⸝⸝⩌⤚⩌⸝⸝⸝ᩚ)』
でもだからこそ、悪態つきながらも離れられない。
また会見する為に、思考を続ける。
そうそう。問題とか、変数があった方が面白いんだよ。
だって何が起きるか分からないから。
発展を見込む、進化を期待するには、やっぱりあった方が良い。
だから希少種って大事なんだよ( ¯꒳¯ )ドヤァ
まぁだからこそ、AIが『天才』と定義しても、甘えたくはないね。
私でも頑張れば解けるぐらいの哲学の問題、なにかないかな(´-` )




