第13話 ぅゎょぅι゛ょっょぃ
幼女であった。
「なんじゃ!?体が縮んで居るじゃと!?」
「え、えぇっと・・・これはどういう・・・?」
「ぬ?おぬしは誰じゃ?我を封じた男とは異なるが・・・まぁよい、我が魅了で支配し、あの男への復讐の足掛かりとしてくれるわ!食らえい!魅了!」
ピンク色の光が九尾から神名に向かって放たれる。
「うおっ!?あいつめ、恨むぞ!」
・・・が、効果はなかった。
「・・・はて?心なしか、おぬし、かっこよいのぉ・・・」
「は?何をいきなり・・・」
「むむ?魅了が効いておらぬ?それに、胸の動悸が・・・これはもしや、反射されたか!?我としたことが、うかつであった!だが、我の魅了であれば・・・ぬ?解けぬ?倍以上に複雑に・・・」
「・・・そういうことか。俺に魅了無効があるから・・・おい。」
「ひゃ、ひゃい!なんでしょうか!」
「その、魅了だっけ?その説明、してくれる?」
「はい、喜んで!魅了は異性を言いなりにできる高等妖術の一つであり我の魅了を超える魅了なんぞ存在しないのじゃ!・・・っく、抗えぬ・・・」
「んじゃさ、九尾ちゃん?だっけ?傀儡術、解ける?」
「はい!解けます!」
「んじゃ、そこの少女にかかっている傀儡術解いて。あ、そうだ。俺の許可なく人間に攻撃するの禁止ね。」
「はい。わかりました!・・・終わった・・・人間の支配下に置かれるなんぞ、他の大妖怪に知られたら・・・いや、待てよ。他の大妖怪もこの人間の配下にしてしまえば・・・」
「早く。」
「はい!ほい!」
九尾が軽く尻尾を振ると、暴れていたパズズの動きは止まり、だらんと手足の力が抜ける。
「お、おい、大丈夫か!?」
神名はパズズの下に駆け寄り、目を合わせながら話しかける
「は、はい。ありがとうございます」
パズズは、助けてもらった安堵と、自身を受け入れてくれるという魅力的な神名の顔が近づいてきて、照れにより顔を赤らめる。
「顔が赤いが、発熱でもしているのか?」
神名はそういうと手を頭に伸ばし、直接触れ、熱を測ろうとする。
「は、はわわ・・・」
許容量を超えたのか、パズズは気絶してしまった。
「あれ?」
「・・・これ、我が範囲魅了使って弾かれたとき、範囲魅了のまま弾かれたから魅了されてるんじゃ・・・」
「おい。解け。」
「できたらとっくにやってるのじゃ!なぜかはわからぬが、すくなくとも2倍、下手すると10倍ほどに増幅されてるのじゃ!おぬしの体質かの?」
「あー・・・お主じゃ変だし、神名でいいよ。そういえば、名前は?」
「わかったのじゃ神名殿!我の名・・・白面金毛九尾の狐が人間が我を呼称する個体名ではあるが・・・」
「んじゃ、金狐でいいか?」
「うむ!よいのじゃ!きんこ・・・ふふ・・・良き名じゃの!」
「あ、そうだ、この封印術も解いてくれるか?」
「わかったのじゃ!」
金狐が尻尾を一振りすると、パズズの四肢を縛っていた術式が解け、倒れる。
その前に神名が抱える。
「よし、さっさと出て黄泉さんの手伝いをするか。金狐、手伝ってくれるか?」
「もちろんなのじゃ!」




