表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第5章 決戦
79/1074

閑話⑨ 時間

「ふん!ロキ様から伝えられた要注意人物の中に貴様はいなかった。それに、私の気配察知によるレベル差の把握で格下であることが分かっているのだ!そのような口先でどうにかなると思うな!」


そう言い、ディルは学長に手を向ける。


「食らうがいい!我が奥義を!」


「はっ!てめぇ如きの奥義なんぞ効くかよ!」


「くそっ!なめるな!魔力操作:業火魔法Lv7 フレイムジャベリン+濃霧魔法Lv1 ハイフォグ+溶鉄魔法Lv1 アイアン=フレイム・ハイフォグ・アイアン・ジャベリン、改め血魔法ブラッドジャベリン!いけっ!」


その紅い鉄の霧を纏った槍が学長に向かって飛ぶ。


「なかなかに練度が高い、だが無意味だ。私に魔法は効かん。虚無魔法Lv4 ヌラシールド」


槍が学長の前30㎝ほどに近づいたその時、何か見えない盾でもあるかのように当たり、吸い込まれるように消えていった。


「なっ!?虚無魔法だと!?」


「あぁそうさ。私は虚無魔法の使い手ゆえ、魔法は効果を成さない。そして、神器による攻撃は絶対なる盾(アイギス)で防げる。さぁ、どうする?今帰るというのなら見逃すぞ?」


「っく・・・待てよ。はは!危うく騙されるところであったわ!貴様、攻撃手段がないのであろう!であればどうとでもなるわ!」


そういうとディルは剣を再び呼び出し、切りかかる。学長は苦い顔をし、悪態をつく。


「っち。仕方あるまい。その通り、私には貴様に効果がある攻撃手段はない。しかし、盾で防いでいては私のSP切れの方が早いな。こい、不壊の剣(デュランダル)!」


「なっ!?デュランダルだと?攻撃手段が・・・」


「ねぇよ畜生!切れ味の方の伝承ではなく岩に叩きつけても壊れなかった部分から生じたデュランダルだからな!」


「は、ははは!そのまま勘違いさせておけば、我は逃げたかもしれんぞ?」


「はん!よく考えれば私はこの町の防衛をしなければならないことを思い出したのでな!貴様を野放しになどするものか!あいつらが帰ってくるまで戦い続けてやるさ!」


「ふはは!その心意気やよし!必ず殺して任務も遂行してくれるわ!」


その瞬間、「ポッポー ポッポー」という音で学長室にある鳩時計が12時を告げる


「ん?なんだ?」


「鳩時計だ、気にするな!」


そう言い学長は切りかかる。


「ぬっ!?小癪な!」


「はっ!よそ見をする方が悪いんだよ!俺との戦いに集中すれば()()()()()()()()()()()し、()()()()()()()()()()()だろう!」


「その通りだ!行くぞ!」


そう言い切りかかってくるディルを見て、学長はほくそ笑みながら、「無事催眠にかかった」とつぶやいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ