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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第5章 決戦
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第3話 根っこ対マーラ

ただ平らな床と空気だけがある空間に、2人の女性が現れた。


「小娘ぇ!これはどういうことだ!」


「そんなことを気にする必要はない。貴女はここで死ぬのだから」


「はぁ?あんたみたいな小娘が?私を殺す、ですってぇ?ちょっと四変王だなんだともてはやされて、調子に乗ってるんじゃなぁい?」


「調子になど乗っていない。貴女が死ぬのは確定した未来。」


「はッ!随分と私も舐められたものね!私こそ、闇世界に知らぬものなしと言われた雅・マーラ様よ!」


「私は知らない。しかし、そのような存在を井の中の蛙と呼ぶことは知っている。」


「はん!井戸をのぞき込む羽虫ごときには、私に見えている空の青さのごとき大いなるお方の権能が見えていないのでしょうね!」


「・・・羽虫。それは、聞き捨てならない。」


「は!羽虫を羽虫と言って何が悪い!殺すと言って、何もしてこない口先だけの小物が!」


「・・・」


「ふぅ、効いたか?全く、私の権能、魅了にかかれば男女問わず私の虜。まぁ、それなりに持った方じゃないか?さて、ここから出る方法を教えなさい」


マーラの言葉を聞き、根っこはマーラの方へと歩みを進める。


「?私は教えろと言っただけで近づけなど」「貴女の命令を聞く必要はない。」


「な!?」


「どうせ死ぬのだから猶予をやろうと思ったが、貴女は思っていたより愚かだったようだ。」


「なんですって!?」


「わざわざこちらが相手を選んで転移させたのだから、貴女のもっとも得意な技が通用するわけがないでしょう?」


「っく!卑怯よ!そんな不公平な」「黙れ」


「数多の人々を魅了し、金を貢がせ、他者との縁を切らせ、自らの奴隷とする罪人よ。」


1歩、根っこがマーラに近づく。


「私の魅力に勝手に魅かれてきただけよ!私は悪くないわ!」


「魔法の痕跡が残っているんだ。それが通用するわけがないだろう。自らの傀儡とした人々とその人々を大切に思う人の関係性をもてあそび、破壊した咎人よ。」


また1歩、近づく。


「そ、それの何が悪いっていうのよ!」


「むしろ悪くない部分を教えてほしいくらいだ。無数の人質を取り、クランランスを特殊ダンジョンに呼び込み、あの忌まわしい事件の引き金を引いた悪女よ」


「クランランス・・・?」


「覚えてすらいないか。15か月ほど前の1月15日に、貴様らが崩壊させたクランだ!」


「ひ、ひぃ!あ、謝るわ。私だってしたくなかったのよ!ロキがやれって私を脅s」


「話にならん。貴様はその時笑っていたそうじゃないか。そんな言い訳が通用するわけないだろう」


「っく・・・」


「さて、冥途の土産に、1つだけ質問に答えてやろう」


「・・・私の魅了が効かなかったのは、なぜ?」


「あぁ、そのことか。私たちは幹部に魅了使いが存在することを知っていたがゆえに、魅了無効のアクセサリを用意しただけの話だ。では、死ぬがいい。大樹魔法Lv10 イグドラシル」


根っこが魔法を放った後には、大きな木が生えているだけであった。


「さて、決着はついた(出る条件は整った)。黄泉ちゃんの手伝いでもしますか。」

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