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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第5章 決戦
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第2話 ちくわ対ヘル

ただ平らな床と空気だけがある空間に、2人の女性が現れた。


「・・・ふざ、っけるなぁ!私を、ロキ様から引き離すなど、赦せない!」


「赦しを乞うつもりはないし?悪事を重ね、あまたの人々の平穏を乱した罪、償ってもらうし。」


「ん、だ、とぉ?てめぇみたいな、雑魚がか?」


「・・・力量差すらわからない小娘相手に、何言っても意味はなさそうだし。さっさと仕留めて黄泉ちゃんの援護に行くし」


「あぁ?なるほど?ここは、てめぇをぶっ殺せば出れるんだな?なら話は早い、さっさとくたばりやがれ!業火魔法Lv3 フレイムアロー!」


「翼展開、飛行、聖魔法Lv4 セイクリッドシールド」


ちくわが飛び立つが、ヘルが飛ばした炎の矢は、追尾し、当たる寸前に現れた光の盾により防がれる。


「っち、防いでんじゃねぇよ!」


「馬鹿言うなし。そんなのにあたるほど間抜けじゃないし。」


「んだとごら!業火魔法Lv5 フレイムソード!」


ヘルが剣を出し、跳びあがり、切りかかるも、ちくわは難なく避け、


「風魔法Lv7 ウィンドジャベリン」


風の槍でもってその背中にめがけて放つ。


「あっぶねぇ!」


ヘルは身をよじり炎の剣でその槍を切り払い、着地する。


「くそが!自分だけ飛びやがって!降りてきやがれ!」


「そもそも、飛んでいる相手に飛べないのに接近戦を挑むのが馬鹿なんだし!」


「んだと!誰が馬鹿だ!食らえ!火魔法Lv8 ファイアストーム!」


怒り狂ったヘルが火による範囲攻撃を繰り出すが、ちくわは範囲外に飛び去り、一切の影響を受けない。


「くそ!炎魔法Lv3 フレイムアロー!炎魔法Lv3 フレイムアロー!炎魔法Lv3 フレイムアロー!炎魔法Lv3 フレイムアロー!炎魔法Lv3 フレイムアロー!5発まとめて喰らえ!」


「無意味だし。聖魔法Lv10 サンクチュアリ」


ヘルが自信満々に放った5発の炎の矢はちくわのたった一つの魔法にかき消される。


「くそ!」


「一つ、ダンジョン内における恐喝・強盗並びに殺人。」


「あ?それがなんだよ?炎魔法Lv3 フレイムアロー!」


ちくわはひらりとかわす。


「二つ、ダンジョン外における器物破損・殺傷。」


「さっきっから何が言いてぇ!火魔法Lv8 ファイアストーム!」


「聖魔法Lv4 セイントシールド。三つ、クランランスに対する妨害並びに暴行」


「あ?なんだ、それ?炎魔法Lv3 フレイムアロー!」


ちくわは動かず、矢が左腕に当たり灰になるが、まったく表情を変えず右腕で短剣を用いて切り落とす。


「・・・約15か月前に、お前らが、壊滅に追い込んだクラン。それすら覚えていないのかし?」


「あぁ、あったなぁ、そんなこと!だからどうした!炎魔法Lv3 フレイムアロー!」


短剣で矢を切り払い、続ける。


「これら3つの罪により、ダンジョン関係刑務執行特殊法に基づき、罰を下す。」


そう言い、ちくわはヘルの目の前に降り立つ。


「あ?罰だぁ?炎魔法Lv3 フレイムアr」「死魔法Lv10、デス」


「カハッ!なん、だ、これ、血が」


「格が2つ以上上でない限り必ず殺す魔法、それがこの魔法。死になさい」


「いやだ、しにたく、な」


ヘルは血を勢いよく吐き、倒れた。


「・・・その権利は、存在しない。」


その空間には、砂とちくわしか存在しなかった。


「さて、決着はついた(出る条件は整った)し!さっさと黄泉ちゃんの手伝いを・・・この腕、治してからじゃないと参加させてもらえそうにないし。」

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