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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第4章 藍
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第10話 紫崎家の屋敷にて その2

食事を終え、紫崎と藍田は一緒に風呂に入ることになった。


「こっちが大浴場ですわ!いつも一人で入るときは小さい浴場で済ませているから、ここに入るのは久しぶりですわね・・・」


「はぇぇ・・・お風呂が2か所もあるんだ。すごいねぇ・・・」


藍田は普通に手を使って、紫崎は器用に念動を用いて服を脱ぎ、シャワーを浴びる。


「えいっ」


紫崎がお湯を藍田にかける。


「うわ!美咲ちゃん、びっくりするじゃん!」


「えへへ、こういうことを友人とやってみたいと前から思っていたのですわ」


「全く・・・仕返しだ!えい!」


「きゃ!水はやめてくださいまし!冷たいですわ!」


キャッキャッと騒ぎながらも体を濡らし終えた二人は、髪を洗うことにした。


「これがシャンプーですわ。」


「ん。これね。えい!」


「わっ!」


藍田が手にシャンプーを乗せ、紫崎の髪にかける。


「洗ってあげる。手使わずに髪きれいに洗うのは大変でしょ?」


「う・・・では、お願いしますわ」


洗いながらも、会話は続く


「いつもはやっぱり七海さんにやってもらってるの?」


「いえ、元黒ですわ。七海はほんとに勉強と戦闘以外はポンコツなので、髪を任せたら痛い思いをすること間違いなしですわ。だから本人はあんなに短くしてるのですから」


「あー・・・え?じゃぁ、元黒さんに?」


「え、えぇ。少し恥ずかしいですが、前までと違って髪だけですから、大した問題では・・・えぇ、問題ではありませんわ」


「あぁ、そっかぁ・・・メイドさんとか雇わないの?」


「昔は雇っていたのですけれど、1年ほど前から雇うのをやめたのですわ」


「あ、そうなんだ。はい、シャンプー終わり。私も洗うから体洗って~」


「わかりましたわ。」


しばし無言で藍田は髪を、紫崎はタオルを使って体を洗う。


紫崎が先に洗い終え、


「髪のお礼に体を洗って差し上げますわ」


「うぇ?い、いいよ。だいじょぶだいじょぶ。自分で洗えるから」


「私がやりたいのですわ!さ、遠慮なさらず!」


「う、わかった・・・」


「まずは背中から行きますわね~」


タオルを用いて、優しく背中をこする。


「次は前行きますわよ~」


「ひゃっ、くすぐったい!」


「あら?もうちょっと強く・・・次、下行きますわよ」


「ぁ、ちょ、まって」


「えい、ですわ!」


「ん!」


「うふふ、いい感じですの?」


「ぁ、ふぇ、ぅ」


「返事してくれないとわかりませんわ?先ほどみたいにくすぐったいのであれば、もうちょっと強めがいいのかしら?」


「ん!あぁん!あっ!」


「あ、あら?私、何が間違っていたのかしら。ど、どうしましょう。失禁してしまいましたわ・・・」


「と、とりあえず足洗って、流しましょう・・・」


「ど、どうしましょう・・・失禁してから目を覚ましませんわ・・・」


「はっ!」


「あ、目を覚ましましたわ!その、申し訳ないですわ。加減がよくわからず・・・」


「あ、いや、その、うん。いいよ。ただ明日からは前は自分で洗うよ。」


「そうですの?本当に申し訳ないですわ」


「申し訳ないと思うなら醜態を忘れてくれるのが一番うれしいかな。」


「醜態・・・?」


「んー・・・えっと、わからない感じ?そっかぁ・・・じゃぁ、今日の夜寝るときに何で私があぁなったか教えてあげる」


「は、はぁ・・・わかりましたわ。体が冷える前に湯船につかりましょう?」


「ん。言質摂ったからね」


片方は怪しい光を目に浮かばせていたが、二人は湯船にゆっくりとつかり、体を温め、風呂から上がり、紫崎の葡萄ジュースを分けてもらい、歯を磨き、寝る準備を整えた。

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