表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第2章 緑
22/1074

第9話 医者と今後

ガラッという音とともに扉が開き、白衣を着た人が入ってきて、


「お前らが優秀なので、誰も言わないのかもしれないが、とても騒がしく迷惑。病院内で騒ぐのはやめろください」


と本当に心底迷惑そうな顔をしながら言った。


「「「はい、ごめんなさい」」」


「さて、緑川 森羅さん、こんにちは。私はこの病院の院長である根っこです。体調は大丈夫ですか?」


「あ、はい、大丈夫です。」


「それは何より。ダンジョン産の薬品は魔力が高く、時には本来とは異なる効果を引き起こす場合がありますので、異常があれば言ってくださいね。」


「は、はい」


「おいおいねっこ、あんまり緑川ちゃんをビビらせんじゃないぜ」


「そうだし!そんなことが起こるようであれば私が抱きかかえたときにわかるし!」


「そーだそーだ!俺だってそんな兆候があればキスした時に気付く!」


「き、きす・・・そうだ、あのときは、ごめんなさい!」


「いや、気にしなくていいむしろごちそうさまでした君こそ吐き気がしたり俺を殴りたくなったりなんかしてないかい?なんて」


「い、いえ。その、薬の影響を受けてるときに言っていたことは、あの、全部事実というか・・・」


「お?しん、脈ありっぽいし?ついに春がきたし!」


「この変態がこんなかわいい娘に惚れられるとかありえないでしょう」


「てか、年齢的に犯罪やろ」


「外野が、うるさいわ!」


「その、それで・・・お返事は?」


「え?あ、いや、その・・・」


「おー?なんだし?告白でもしてるのかし?なーんて」


「・・・その、はい。屋敷で助けられた時、一目ぼれして・・・薬の影響があるときに、薬を飲む前から好きだった、と」


ガタッという音とともにしんさんが立ち上がり、わき目も降らず逃げて行ってしまった。


あれから数日後、私は無事退院した。

根っこさんは、「君の彼氏に対する貸り1つと相殺で代金は支払ってもらった」と言って、料金を受け取ってもらえなかった。


あの後結局りゅーさんとちくわさんは見舞いに来てくれたが、しんさんはどこかに行ってしまったということだった。へたれ。


無事退院できたが俺が金を稼がなければならないということを退院祝いを持ってきてくれたちくわさんに話したところ、冒険者クランを紹介してもらえるということになった。なんでも、しんさんやちくわさん、りゅーさん、根っこさんと同格の王と呼ばれる偉大な冒険者が率いるクランらしく、そこでパーティーを組み、冒険をすればいい、とのことだった。


そのクランの名はデストロイヤー、クランマスターの名は駆逐、というらしい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ