第6話 あれ?おかしいな。
いや、まて。
「あの、しんさん」
「うん?なんだい?」
「この格好、はずかしぃ・・・」
「気にするな!君は薬の効果で力が入らないだろうからね!これは必要なことさ!」
「いや、あの・・・その、お姫様抱っこのことじゃなくて・・・いや、お姫様抱っこも恥ずかしいけど・・・」
「うん?」
「わたし、パンツしか今身につけてないの。」
「このまま外に出るのは、恥ずかしぃ」
「あ、あぁそうか!そうだったな!では俺の上着を貸そう。な?それでいいかい?一回下すよ?」
「ぅん。」
「えっ?いいの?」
「?」
「いや、なんでもない。」
そうしんさんは言うと上着を脱ぎ、私に渡してくれた。
「えへへ。しんさんの服ぅ」
「・・・あれ?おかしいな。」
「なにかいったぁ?しんさん?」
「いや、何でもないとも!さぁ行こうか!」
そう言って進もうとするので、私は手を広げ
「しんさぁん」
「ん?なんだい?」
「だっこしてぇ?たてないの。」
「あ、あぁそうだったね!うん!ところで、前はちゃんと閉めたほうがいいと思うな」
何を言っているのだろう。
「?しんさんにくっつけば見えないからだいじょーぶ」
「そ、そうかい。じゃ、じゃあ、持ちあげるよ?」
「うん!」
私は再びお姫様抱っこされる。そして、離さないという強い意志をもって腕を首に回す。
「えへへ、しんさんあったかい。」
「そ、そうかい?それはそうと、さっきから胸があたって・・・」
うん、あったかい。さっきよりも触れ合う布が1枚減って、私としんさんの間には2枚の布しかない。
「・・・でも、ちょっと熱いかも。」
「だ、だよね!じゃあちょっと間を開けようか!」
そうしんさんは言って距離を作ろうとするので私はおとなしく手を放し、
しんさんのシャツのボタンに手をかけた。
「ちょ、なにを」
「?あついから、布減らそう?間の布減れば、涼しくなるよ?」
「いやいや、さすがにまずいよ?いやまぁ、いますでに不味いが・・・」
「へんなしんさーん」
私はそう言い、ボタンを外していく。
「ちょ、やめなさいって。」
「やー」
「明らかに、おかしいよね?前会ったときこんなんじゃなかったし・・・さっき飲まされてた薬の影響か?エロい姿見たいからってぎりぎりまで待機してたのがよくなかったか・・・」
「しんさん何ぶつぶつ言ってるのー?」
「いや、なんでもないさ。役得だし自発的に行ってることだ。うん、問題はない」
ボタンを外し終えたので、私は再びしんさんの首に手を回し、くっつく。
やはり、間にしんさんの肌着1枚しかないというのは素晴らしい。
もっと少なければ、もっと素晴らしい?
「ねぇしんさん?」
「なんだい?」
「おろして?」
「あ、あぁ。さすがに正気に戻ったか?たたかれなかっただけ・・・」




