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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第2章 緑
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第1話 日常?

私の母親である聖羅は、由緒正しい草薙流剣術を世界で唯一伝承し続けている道場、草薙道場の跡取り娘であり、私の父である修三は草薙道場に通っていた門下生で最強であり、母と相思相愛になり、

「私が草薙流を継ぐので娘さんをください」

と祖父である草薙 神羅に頼み込み、

「儂より弱い奴に娘はやらん」

と言われ本当に剣で打ち勝ち、草薙道場を受け継いだ剣士である。


草薙道場は、皇居の守護に携わったこともある由緒正しい道場である。

それゆえ、この世界にダンジョンなどというものが出現し、銃火器をもちいずに攻略する、という事態になった際真っ先に声をかけられたのは私の父であった。


わが父は、法が定まるまでの間、公務員扱いでダンジョンに入り、法成立後は魔法省ダンジョン課の課長となり、常に最強と呼ばれていた。


1年が経過し、幾人かの英雄や王と言われる者たちが民間から出てくるまでは。


英雄や王と呼ばれる者たちが現れ、最強の名を失った後の父は、私を厳しく鍛えるようになった。

私に最強の呼び名を取り戻させようとしたのだ。

当時の私はまだ14歳で、スキルを得ていなかったがゆえに、身体強化のスキルを持っている父についていくことなど当然できず、血反吐を吐きながら訓練をする毎日を送っていた。

血反吐をはこうとも、骨が折れようとも、父が口にねじ込んでくる赤い液体を嚥下するとたちまちなおり、再び訓練は再開される。


それはまさしく、地獄としか言いようのない時間だ。

何度も何度も地に伏し、時には模擬刀ではない、本物の刀で切り伏せられ、

「痛みに強くなれ」

などと言われる。


そんな日々を半年ほど過ごし、心が砕け、機械のように言われた通りの行動のみをするようになった。


クラスメートたちの話題にはついていけず、学校では孤立し、「私には剣しかない」という強迫観念に憑りつかれ、剣を愚直に降り続けていたある日、訓練時間は私と父しかいないはずの道場の扉が開き、青い服と青い帽子をかぶった男性が入ってきた。


当然父が、「何者だ!」と問うが、その男はへらへらと笑っているだけで、何も言わない。

父は、その様子を見て、ただの不法侵入者として警察に突き出すことにしたようで、電話で、

「うちに不法侵入者が訪れたようだ。引き取りに来てくれ」

と警察に伝えていた。

私のすぐ横で電話をかけていたので、

「わかりました。警備が厳重な草薙道場に不法侵入するという不思議な存在ということですので、我々の中で最も腕が利く者を向かわせます」

と言っているのが聞こえた。


そのすぐ直後、不法侵入者からアラーム音が鳴り、不法侵入者はスマホを取りだし、どこかと会話し、電話を切る。


しばらく待っても警察が来る気配がないため、父は不審に思ったのか、もう一度電話をかけた。

また、不法侵入者のスマホが鳴り、何事かを会話した後に、電話を切る。


そして父はいきなり目を見開き、

「なぜ今まで私は気付かなかった?貴様、警官ではないか。警官が不法侵入とはどういうことだ!」

と言った。

言われてみれば、警官である。


するとようやく不法侵入者は口を開き、

「俺は信太郎。皆俺のことをしんと呼ぶ!不審者を見かけて電話をすれば不審者から電話が鳴る、それに違和感を持たなかったか?私がこの辺りで最も腕の利く警官だ!」

と言い放った。


「だから何だというのだ!貴様がわが家に不法侵入する理由にはなっていないぞ!」


「貴様が子に虐待をしているという話を聞き、暴行罪で逮捕しに来たのだ!観念してお縄につくがいい!」


「な・・・我が家のことに国が口をはさむな!」


「それが通用するわけないだろう!ここは法治国家日本だ!」


そうしんが言った直後、父が切りかかり、しんは真っ二つになった。


と、思った直後、私は誰かに抱きかかえられ、

「大丈夫かい?もう大丈夫、俺が助けに来た。」

と父に真っ二つに切られたはずのしんに言われた。


その後、父は何度も切りかかったが、しんに通用することはなく、父は暴行罪で逮捕されることとなり、私、いや、俺は平穏な日常を取り戻すことができた。

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