その後
同時刻、クランデストロイヤー未成年者女子会にて。
「あふぅん・・・」
「え!?ちょっと、橙木ちゃん、大丈夫!?どうしたの?いきなり崩れ落ちて・・・」
「あー・・・なんか、だるくて・・・」
「えぇ・・・?」
「力が抜けましたぁ・・・」
「なにそれ・・・ちょっと!駆逐さん!」
「はいはぁ~い?どったのぉ~?」
「橙木ちゃんが!」
「うん?・・・鑑定・・・おや?レベルが1に戻っているし、ミソロジースキルが消えている?で、別な魔法系スキルに置き換わっているな・・・」
「ど、どういうこと・・・?」
「よくわからないけど、こーあんが解決して、なんか影響があったんじゃない?」
「まぁ、よくわからない間に手に入った力ですし、未練はありませんが・・・いっきにステータスが下がったことによるだるさだったんですね、これ・・・」
「ま、今からこーあんに聞いて来るさ。」
「いてら~」「よろしくお願いしますぅ・・・」
再び洞窟前
「やぁこーあん、解決したってことでいいのかい?」
「あ、駆逐さん。そーですそーです。解決しましたよ~」
「そっか。よかった。ところで、今回の件、どう思う?」
「んー・・・橙木君、あの娘が言っていたことは99%正確だと思いますよ」
「うん?じゃ、残りの1%は?」
「本人すら気付いていない間違った情報ですかね?」
「なんだい、それは。」
「彼女は一切時間遡行をしていないってことですよ。」
「・・・どういうことだい?そんなわけないだろう?時間遡行をしていなければ説明がつかない内容を話していたんだ。」
「根拠は2つあります。1つ目は、時空の揺らぎが存在しないこと。時間遡行をした存在がいれば一切の時空の揺らぎなし、という現状はあり得ません。2つ目が、神の存在を知らなかったこと。間違いなく私が切る切り札なのに知らなかった。つまりその世界線では私は雷神招来をせずに大妖怪を解放したんでしょう。管理者のスペック限界ってところですかね。」
「なるほど?よくわからないけど、時間遡行の痕跡がないってことでいいのかな?で、3つ目は?」
「まぁ、そんな認識でかまいません。3つ目は、たぶん今頃橙木ちゃんのステータスは初期化されてるでしょう?それが根拠です。」
「おや?よく知ってるね」
「当たっていたようですね。ここからは推測になりますが、いいですか?」
「うん、聞かせて。聞かないと酒がおいしく飲めないからね」
「じゃ、簡潔に言いますと、アザトースが目覚めると管理者・・・リズでしたっけ?それにとっても都合がよくないから、可能性の未来を橙木ちゃんにみせて、一時的にレベルとスキル付与して対処させたんですよ。世界崩壊になったら管理者が無事かどうかわかりませんしね。多分灰原はがっつり天罰喰らうんじゃないかな?」
※学長の発言はあくまで推測でありすべて事実というわけではありません




