表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第7章 橙
121/1074

第18話 反応と対処法

敵が想定していた存在ではなく、その上目覚めさせたら世界が終わる、そのような内容を告げられた人々の反応は3つに分かれた。


1つ目は、恐慌状態に陥る者。自身の力ではどうしようもないと悟り、けれども死、いや存在の消滅への恐怖で正気を保っていられなかったのだ。速攻学長の手によって気絶させられた。


2つ目は、次の言葉を待つ者。何か方法があるはずだと信じ、静かに答えを待つ。


3つ目は・・・


「はぁ?こんなわけわかんねぇガキが言ってることが正しいっていうのか?馬鹿らしい。出てきたら俺がパパっと始末してやるよ!」


自らの力を過信し、学長のことを知らず、信用しない者。速攻学長の手によって気絶させられた。


「さて、とりあえず、私を信頼してくれてありがとう。では、今後の対応についてだが」


「信頼はしてないけど信用はしてる」


「ま、信頼したら駄目な人種っていうのはしってるし」


「信頼したら間違いなく調子に乗るもんな。」


「情報源としての信用はあっても任せるには頼りないからなぁ」


「もったいぶらずに早く言えよなー!」


散々な言われ用であるが、学長はそれをスルーし続ける。


「・・・今後の対応についてだが、送還するしかあるまい。」


「招来阻止はできないの?」


「できないな。正確に言えば、時間が足りなくてできない、だな。あと3日ほどあれば解除できなくもないが・・・」


「じゃぁ仕方ないか・・・」


「ま、そういうわけだから、魔力ちょうだい?」


ちくわが怪訝そうな表情を浮かべる。


「え?各自で練って渡せってことかし?」


「そーそー。」


「他人の魔力を操作する方法は見つかってないんじゃなかったっけ?」


「駆逐さん、うちの一族には秘術というものがありましてね」


「え?まだ未公開の術あったの?」


「あと3つほど」


「・・・そうか、これが終わったらキリキリ吐け」


「ちょ、根っこさん、酷くね?秘術よ?秘められた術」


「ま、いいわ。でも、その娘は魔力練れなかったはずよ?」


「あー・・・うん、大丈夫」


「だ、大丈夫なんですか?」


「うん。手だして?」


橙木は不思議そうな表情を浮かべながら手を差し出す。


その手に学長は、よくわからない石を乗せる。


「あの、これ、なんですか・・・?」


「うちの一族の秘宝の増幅器。」


「な、なぜそれを私に・・・?」


「ん?アザトースに君のスキルが結びついているからね。今アザトースが存在している場所を把握するために必要なことなのさ。間違ったところに送り返して目を覚まされたら終わりだからね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ