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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第7章 橙
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第17話 記憶とは不確かなモノ

巫女姫の術が浸透し、酒気が抜け、目を覚ました後、黄泉が号令をかける。


「今回の敵は今まで戦ったことがないほど強大な存在よ。少しの油断が命取りになると思いなさい!」


「わかってるし!・・・でももうちょっとお酒飲んでも・・・」


「ダメです」


「(´・ω・`)」


「さて、橙木さん、場所はどこだったかしら?」


「鳥野山の中腹くらいにある洞窟です。」


「じゃぁ、行きましょうか」


「ん?こーあんを待つ必要はないの?」


「招来前に潰せるならそれに越したことはないでしょう?とりあえず現地に行ってみないとね。」


「それもそうだな」




約5分後の17時5分、今回の参加者たちは洞窟の前に揃っていた。


「さて、ここから這い出て来るのだったかしら?」


「はい、そうです」


「うん?這い出る?そりゃおかしくないか・・・?」


「どうしたんです?深海さん」


「シュブ=ニグラスが這い出るっていうのに違和感があってな・・・狭いだけなら人の形になって出てくればいいだけだろうし・・・」


「ふむ・・・確かに気がかりですね・・・」


そのような会話をしていると、一陣の風が吹き、こーあんが現れる。


「これは、どういうことだい?不吉な気配を察知してきてみれば・・・」


「あ、こーあん、ちょうどいいところに。実はかくかくしかじかで」


「まるまるうまうま?ってわかるかいな。」


~~~少女説明中~~~


「ふむ、なるほど・・・つまり外見的特徴でもってシュブ=ニグラスと判断した、ということでいいのかい?」


「そういうことになる、のかな?」


「安直すぎるぞおい・・・見た目なんて記憶いじればどうとでもなるんだ、本来の姿が分からず対策もせずに挑むだなんて、死にに行くようなもんだぞ・・・」


「きっと勝てる」


「神を侮るなかれ。人知の及ばぬ領域に存在しているからこそ神は神なのだよ」


「むぅ・・・」


「さて、橙木君、ちょっといいかい?」


「うん?」


学長は橙木の頭に手を当てる。


「・・・うん、間違いなく記憶が操作されてるね・・・えーっと、ここのプロテクトを解除して、ここの上書を削除して補填して・・・うん?これは・・・」


「うん?どうしたの?」


「いや・・・その・・・ね。とてもよろしくない。これは、本当にとんでもないことをしでかしてくれたな灰原・・・」


「だーかーら、どうしたってのよ。相手がどんな存在であれ、勝てばいいのよ!」


「あー、そのことなんだけど、今回は手だし無用で頼みたい。」


「は?なんでよ」


「目覚めさせちゃいけないからさ。世界が終わるのは勘弁だよ。」


「はぁ?」


「うぇ?アザトース?嘘でしょ?」


「間違いない。正しい記憶では、眠っている間に、と攻撃し、目覚める瞬間に次の世界に移動している。」

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