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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第6章 修行
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第8話 藍田の修行①

学長の名案、ではなく迷案の後修行の地で地獄を見ている私は、冗談じゃない、と思った。当然である。明らかに面倒ごとを内包しているであろう術を受け継ぐ?そんなことになっては、平穏な暮らしが失われてしまうじゃないか。私は家族と普通の暮らしをして、普通の人生を過ごせればいい。ダンジョン解放連盟に狙われていたから匿ってもらっていたけれど、首謀者以外が壊滅し、首謀者も国外に逃亡したのであれば気にする必要はないはずである。今後巻き込まれた際のため、普通の生活を実現するのに、ある程度の力を持っていても困ることはないだろう、と術を学ぶと言ってしまったのが間違いだったのだろうか。このような過酷な訓練だなんて聞いてな


「藍田君、意識が乱れてるよ。ちゃんと集中して。」


「す、すみません!」


運動が好きでじっとしていることが苦手な私にとって、この座禅という修行は一番苦手と言っても過言ではない。魔力を紡ぐための集中力を鍛えるとのことだったが、どうやっても集中ができない。他のことを考えてしまう。実際に魔力を紡ぐ練習や、体外に放出する練習は楽しいのだが、一番苦手なこの修行に多く時間が割かれることになり、実につまらない。この訓練では集中力を鍛えるために紡いだ魔力を体内で分解させずに循環させるというものだ。うっかり気を抜くと


「あっ」


「またかい、藍田君・・・せめて5分は持たないと、術を教えるわけにはいかないんだがね・・・」


別に持たせないようにしようと思って持たせていないのではなく、うっかり制御が甘くなっているだけである。


「そんなこと言われましたって、とっても難しいですよ!これ!」


「できなければ術を構成する以前の問題なんだよ。わざわざ紡げるようになったのに術を使えない、ではもったいないだろう?」


確かに、最初のあの不愉快感を経験したのになにも成果がない、というのは悔しいが・・・


「それはそうですけど、さすがに飽きちゃいますって・・・」


「うーん・・・仕方ない。循環させるんじゃなくって、身体強化に使う修行にしよう。」


術が使える?飽きてきたし、それもいいかな・・・


「え?使ったら循環の修行にはならないんじゃ・・・?」


「魔力による身体強化はね、動いたり、攻撃を受けたりしなければ魔力消費がゼロなのさ。維持コストがゼロ、というのが正しいかな?これで微動だにせず保ち続ければ循環と変わらないからね。」


つまり今後この瞑想はしなくていいと?


「なるほど!では、教えてください!」


「お、おう。元気だね・・・」

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