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最終段階!! 妖精族からの贈り物











「?……贈り物、とは?」

『……もう少し近くへ……』


「?」




『……我が一族の魔力が込められた銀の指輪です。……婚姻の夜に役立つと思いますので……結婚指輪として姫様に装着して下さいませ……』


『Σ!!!銀の指輪!!!』





「は?……え…銀の指輪…??」





冷たく感じられる妖精族の姫様が、すこーしだけ視線を反らしながら神官に渡した『銀の指輪』






妖精の反応が若干気になるが




渡されてしまった『贈り物』であるが故、

ありがたく頂戴するしかないのであるが。






『姫、結婚おめでとさん♪……世継ぎが立派な勇者になって、俺に逢いに来る事を心から望んでいるよ?』






ふいに目に入った魔王のニヤケた顔……

の中に垣間見えた、ちょっとだけ真剣な眼差し……。




「先生と結婚なんてしないわよっ!!!!」

「私も……とは、言い難い空気になってますが~(情けない顔)……」







鳴り止まぬ拍手の中。

自然に開いた宝箱の中の銀の指輪がキラメいて。







赤くなり始めた武道場は、生暖かい空気に包まれていた。










……拘束され、転がっている勇者様を忘れたままで……。





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