おもちゃの兵隊の行進曲♯1
僕の未来を、君が変えた、、、
僕の名前は相馬 翠、昔は、いじめられっ子で、嘘つくのが好きだった。
そんなある日、中学校を入学して、四月教室で君に出会った、その時心でカチッと綺麗な音がしたような気がした。それは、まるでパズルのピースがはまる音だった
僕には小学三年生の時のひどい過去があった。僕の父は、おじいちゃんからの教えが厳しく、それを我慢して生きていた結果、アダルトチルドレンというような大人になってしまったのだ。
そのため自分がうまく行かなきゃ子供のように暴れ、自分の子供ではないかのように、僕を殴ったのだ。
そんな日々が続いて行く中で、僕は逃げ出したいと思い続けて、数年が経ってしまった。
小学六年生になって、母の方から、離婚を申した、もちろん僕は、母の方について行った、理由も簡単で父が嫌いだからだ。そして同じように、昔の過去が合わさり、人間自体嫌いになってしまったのだ。
そして中学校の春、君とあって風が吹いた、それはまるで、ドラマのような夢のような、一瞬だった、誰も信用してなくて、人と極力関わらなかった僕が、君のことだけは、知りたいそう思ったのだ、そんな気持ちが気持ち悪く少し鬱陶しかったのだ。
そんなある日ある彼女と同じ班になった、名前がまだあやふやだ、、、。
「ねえ、、、。」
少し自信なさげに僕が言った
「ん、、、、。」
そういって彼女は首を傾げた
普通に考えてそうだろう
名前も知らない人に、いきなりそんなこと言っても反応しづらいのは確かだ
でも、ここまできて言い直すのもおかしいかと思った。
「な、、なま、え、、教えて、」
キーンコーンカーンコーン
チャイムだ、嫌になるほど気まずくおもった、それから1分足らずで後ろを振り返って何かを手渡された、
そこに置かれたのは、可愛らしいキャラクターの絵が描かれた紙に、「杉乃 蓮華」と書かれていた、きっとこの子の名前だろうそれは見たらすぐわかった。話せたのもつかの間で今日はすぐに終わってしまったのだ。
放課後になって部活に通った僕は卓球部で、あまりやったことがないのだが、少し興味は、持っていた。
卓球をして、楽しいと感じた、理由としては、先輩がたが素敵な人ばかりで、心から出会えてよかったと思うようなことばっかで複雑な気持ちになった。さっきも伝えたように僕は、人間が嫌いだ、しかしそれには父のことともう一つ理由があった。
そして中学での一歩を、おもちゃの兵隊の様に進んだ。