登場人物・用語説明!
登場人物&用語辞典!!
■シャニアテック社(企業名)
地球圏最大の宇宙兵器専門の軍需企業。
宇宙の戦闘艦船、コンバットアーマーの生産に於いて、他の企業を遥かに凌ぐ技術力を誇る巨大複合企業として知られる。地球連合政府議会にも幾人モノ議員を送り込んでおり、地球連合宇宙軍との癒着が度々問題視されている。また、人類で唯一「GR機関」を設計開発できる企業であり、ハイヴィスカス戦役(303年4月〜10月)で活躍した実験戦艦シルフィードもシャニアテック社が建造した。
■カミーユ・フネール(27♀)
シャニアテック社第二研究室主任。
類稀な美貌の研究員として、スポークスマンとしても活躍している才媛。GR機関の研究に従事している。その美脚から繰り出される回し蹴りは、海兵隊仕込みの一撃として知られる。
研究者としては非常に社交的な人物であり、内外の評価は高い。
■カーテローゼ・G・ウィザード(15♀)
重力制御機関「GR機関」開発設計者。
天才集団と呼称される第二研究室研究員の中で、|《天才の中の天才》(ザ・ジーニアス)と称されるシャニアテック社の研究員兼技術者。先のハイヴィスカス戦役では設計開発した「GR機関」のいきなりの現地運用の為、実験戦艦シルフィードに乗艦。終戦まで戦い抜いた少女。
その為、年齢以上に大人びた雰囲気を持っており、周囲に壁を作っている節がある。
シャニアテック社研究部からは、報告書遅滞の常習者として目を付けられている。
■アルノー・ド・ブレイユ(50♂)
シャニアテック社研究部本部長。
カミーユやカリンの上司に当たる人物。でっぷりした体格とは裏腹にキビキビした動作と、鋭い思考能力を有する研究者。(でなければ、大企業の重役は務まらない)
「GR機関」関連のプロジェクト責任者となる。
■ハン・ルー・ハン(故人♂)
宇宙開発時代の宇宙冒険家。人類で初めて木星まで辿り着いた人物。
宇宙世紀の英雄にして、今でも人気の人物。カミーユ・フネールは彼の言語録が大好き。
■GR機関(技術)
カテーローゼ・G・ウィザードが開発設計した重力制御機関。
現在、地球圏に於いて唯一の重力制御機関であり、シャニアテック社にのみ存在する超技術。ハイヴィスカス戦役で多大な戦功を挙げた実験戦艦シルフィードに4基搭載されていた。ほか、現状地球圏には実験機も含め、36基のGR機関が存在している。
■ハイヴィスカス戦役(歴史)
宇宙暦303年4月〜10月の間に行われた、人類史上初の宇宙戦争。
第一次月会戦、地球軌道会戦、第二次月会戦、ハイヴィスカス要塞攻防戦の全4回の大規模会戦と無数の小規模戦闘の総称。
空間跳躍を行う為の演算電子要塞『ハイヴィスカス』の陥落により終結した。
シル本編。




