災難
注意!学園から始まりますが、学園物ではありません。
次の話から話が進み始めます。
この世界は絶えず、魔物が蔓延っている。人はそれに対抗すべく、魔法や武術などを生み出した。そして統制機関として冒険者ギルドが発足。魔物の情報の管理、討伐依頼などを一手に引き受けている。
今、ある学園のほとんどが冒険者ギルドが生み出した冒険者養成機関である。大半は学園を卒業したあと冒険者ギルドに所属する。
その中でもBBQ学園はエリート校として有名だ。ちなみに「BBQ」とは
ちゃんと「バーベキュー」の略である。倒し魔物をバーベキューで食えたら最高だよね、という考えの下、編み出された学園名。馬鹿丸出しでもがちゃんとしたエリート校である。
そのBBQ学園にルークは在籍していた。
周りの景色がとぶように過ぎていく。荒い息と心臓の鼓動が妙に煩く感じる。
ルークは全速で走っていた。
オレ、いま、生きてる!!
自分のテンションの高さにふと、疑問を感じて、
ランナーズハイってヤツかなと自慢げに心中でつぶやく。
その後ろで「待て、、この〇〇!」「おい、〇〇の〇〇、〇〇〇!」と伏せ字率の多い罵声。
ルークは今、追われていた。
誰に?
クラスメートに。
理由…ルークってウザイよね、ボコそうぜ
ルーク…ひぃぃ
ここまで読んでいただきありがとうございます!