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中春の志  作者: 輝虎
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建安五年 二月 曹操孟徳

ここは、官渡の陣営。陣営の中は騒然としている。ついさっき袁紹が動いたとの一報が来たのだ。

陣幕の中に一人の男がいる。背はあまり高くない。むしろ小男だ。年は四十五といったところか。彼の名は曹操。字は孟徳。エン州・豫州・司隸・徐州を領す、後漢末の群雄だ。

曹操は呂布・袁術・張繍などを降し、大きな勢力を持っていたが、北方を平定した袁紹との決戦はさけられなくなってしまった。

先月、後顧の憂いを断つために、徐州に拠った劉備を撃破した。袁紹はその隙に曹操の本拠地、許をつくことができたが袁紹は動かなかった。

しかし、袁紹の圧倒的な優位は動かない。

曹操が領している河南は黄巾の乱の被害をまともに受けていたのに対し袁紹の治める河北は冀州だけで

「民戸百万家、精兵三十万」

を有すると称されていた。

陣幕の中に曹操と同じか少し背の高いくらいで年も曹操と同じくらいの男が入ってきた。荀攸だ。字は公達。荀攸は口を開いた。

「孟徳様、ついに動きましたな。」

「ああ。不利なのは我らだ。しかし我は絶対に負けぬ。」

決戦の時は近い。

エン州の漢字がない(泣)

次は袁紹本初の予定です!

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