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異世界で始める性感マッサージ  作者: かきつばた とっぽ
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第6話:ミッション初参加

 昨日よりも少し早く起きた俺は身支度をしてからキッチンへと向かう。

アナスタシアさんも同じタイミングでキッチンに現れた。


「おはようございます、アナスタシアさん」


「おう、おはよう。昨日のマッサージ、最後の方はちょっとアレだったが痛みはとれてるみたいだ、ありがとな!」


アナスタシアさんいつも通りのアナスタシアさんに戻っていた。

昨日、顔が赤かったのは体調が少し悪かっただけだったのか・・・

痛みがとれているならそれでいい 



先に2人で朝食を食べてからお客さんの朝食作りにとりかかった。


その後はアナスタシアさんの手伝いを少しして、街に出ても良いと言われたのでまた街に向かった。



昨日通った道とは反対に行ってみようか。

目的地を決めずフラフラと通りを歩いていると綺麗な噴水のある公園に出た。

そういえばメルシーを持っている大人は半径1km先までの目的地には飛べるのに歩いている人が結構いる。

こんなに街並みが綺麗なら歩きたくなる気持ちもわかるなぁ。


あっ、冒険者の仕事、全然確認してなかった。

メルシーを確認して簡単そうなのがあれば参加してみるか。


メルシーを確認すると俺のミッションレベルは1みたいで1件のミッションしか情報がなかった。

薬草摘みか・・・簡単そうだし行ってみるか。

メルシーで参加ボタンを押すと次の瞬間、ダンジョン前までいた。



入ると・・・採取するべき薬草一覧がメルシーに表示されていた。

これとこれ、2種類でいいのか。

よし、探すぞ。



1つは簡単に探すことができたがもう1つが見つからない。

誰かに聞いた方が早く見つかるだろうと思い、近くにいた女の子に声をかけた。


「すみません、薬草採取のミッション中なんですが1種類見つからなくて、どこらへんに生えているか教えてもらえますか?」


「私もちょうど同じ薬草を探しているから一緒に探そうよ」


ありがたいことに同じ薬草を探しているらしい。

女の子ーティハーと共に探すことになった。

ティハは俺より少し年下に見えた。


 2人で探しながら話していると意外にも近くに住んでいることがわかった。

ミッションが終わったら夕食を一緒に食べることになった。


 しばらくして薬草が見つかり、ミッションが終わった。

さっきまで居た噴水の公園に飛ばされたらしい。

メルシーでミッションの報酬を確認すると採取した薬草と少しのお金が入っていた。

レベルは2になっていて次のミッション情報が表示されていた。

明日も参加できたらしよう、とりあえずアナスタシアに帰ろう。


アナスタシアに帰り夕飯の手伝いをしながら、今日の夕飯は外で食べてくることを伝える。

わかった、楽しんで来いよと言われ、少し早めに宿屋を出られることになった。


ティハと約束していた店までメルシーで飛ぶと同じくティハも飛んできたようだ。


「さっきはありがとう、お疲れ」


「おつかれ☆ ここの店の今日の1品がすごいオススメなんだー!すぐになくなっちゃうから早く入ろっ」と急かされた。


中に入ると騒がしいほどに賑わっていた。

ティハの言っていた今日の1品を注文して食べてみる。

前の世界では食べたことのない味だがすごく美味しかった。


ティハに今日のお礼を言い、また今度アナスアシアでご飯を食べる約束をした。







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