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好き過ぎる結果。

作者: 七瀬

『あの? 聞いてください!』

『私、最近好きな人が出来たんです。』


...と言う女の子が僕の職場の後輩で、『ルルナ』

そして僕の名前は、『徳寿』 ルルナは可愛い職場の後輩だよ。


『それと? ルルナの好きになった人って誰なの?』

『同じ部署の仁坂先輩です。』

『あぁ~ アイツめちゃめちゃモテるんだよなぁ~』

『そうなんですよ~ どうしたらいいですかねぇ~? 徳寿センパイ!』

『軽いなぁ~ 先ずは、少しずつ話しかけて見たりスキンシップ増やしたり?』

『いきなり? 怪しくないですか!?』

『そうかな? じゃ! 【好きです】 って言っちゃえば!』

『それいいですねぇ~! ズバッと言ってきます。』

『えぇ!? 冗談で言ったのに......。』




でも次の日、ルルナはマジで仁坂に 『告白』 したらしい。

そしたらまさかの!? 『OK』 もらえたんだって~ そんなモノなの?


えぇ!? 上手くいったんだ!


『良かったな! 仁坂からOKもらったんだって~!』

『そうなんですよ~ 徳寿センパイのおかげです!』

『でもさ? 会社中でルルナが仁坂に告白した事広まってるぞ~!』

『いいんです! 付き合えたから。』

『そうなの? 案外ルルナって...? メンタル強いよなぁ~!』

『そうですか? 普通ですよ!』



実は僕、ルルナの事がずっと前から好きだったのに......まさかの!?

仁坂と付き合う事になってビックリしている。

そんなに急展開で、事が進むのかなってただただどうしたらいいのかなって?


ルルナのいいところは、純粋で真っ直ぐで決めたら曲げない子なんだよな。

そこが僕に無いところでもあり、好きなところでもあって。

今更、ルルナに告白できないし応援してあげるしかないよな?


自分の好きな気持ちを押し殺すのは辛いけど......?

ルルナの為だ!



でも、僕はどこかで直ぐに二人は別れるだろうと思っていた。

仁坂モテるし、ルルナも飽きるかなって思っていたからだ。




でも? 後悔しても後悔しきれない!!!

あれから3か月後、僕の考えは浅はかだった。

まさかまさかの!? 仁坂とルルナが 【結婚】 した。


僕がルルナに対して好き過ぎた結果。

この恋は終わってしまった。

しかも...? 自分がルルナの事を好きだった事を言えないまま......。 

何が辛いって? 自分の気持ちを言えなかった事だ!!!


≪教訓≫


好きになったら、直ぐに自分の気持ちを相手に言わないと.......?

恋は成就しないと言う事。


ビビッていては、始まりもないし終わりもない。

言わないと、相手には伝わらないと言う事だな。

『お前が言うな!』















最後までお読みいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 3年ほどずっと好きな人(いや、そこまでじゃないかも)を狙いつづけても誰にもばれずに誰にも取られない怪奇現象が起きています。
2017/12/09 17:00 退会済み
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