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20240108ハレの日

ハレハレ晴れの日

晴れ着は

ハラハラ焼けてしまった


ハレハレ晴れの日

晴れ着に袖を通した

おばあちゃあちゃんとお母さんは

ハラハラ

どこへいったのか


ハレハレ晴れの日

朱色と金の晴れ着

おばあちゃんとお母さんと

わたし

3人の女が愛した振り袖は

もうふれぬ


ハレハレ晴れの日

ハラハラさせてごめんね

お父さんお母さん

お父さんが元旦にカメラのレンズを磨いていた

その背中は埋まってしまった


地球よ

わたしをもう泣かせないで

大地を震わせないで

波よ静かにしておくれ


私はひとりぼっちで成人になりました


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― 新着の感想 ―
[一言] 今の時期にふさわしい、物悲しい詩ですね…父親と母親はおそらくいつかの災害で亡くなったことがわかるだけに、胸にくるものがあります…。それでも強く生きようとする主人公の女性の逞しさと、凛とした強…
2024/01/09 00:33 退会済み
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