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転生商人異世界無双記  作者: 菅野リクオ
10/20

幸せなスローライフ

婚約者との同棲を始めた主人公、本人は気づいていないことを婚約者はしっかり理解していて…


今回は短い話だけれど読んで頂きありがとうございます。

私がモニカさんと一緒に店をやっていると、初心者冒険者らしき革と鎖帷子の鎧に茶髪の少年が来店した。

 少年は、「すいません僕でも使える剣を買いたいんですが、何かありますか?」と聞いてきたので、私は「まず動きを見たいので少し裏に来てください」と伝え、モニカさんに店の方を頼むと、庭で少年に木剣を振ってもらった。

 少年をスキル"武芸絶対指南役"の力で視ると、軽い剣で長さは短めで片刃から始めた方が良いと判断し、「そうですね、あなたに合う剣は短めの両刃よりは片刃の剣になります。見繕ってきますので少々お待ちください。そういえばご予算はおいくらで?」と伝えると「金貨が1枚と大銀貨3枚です。」と返事が返ってきたので、私は店の武器を仕舞っている倉庫から鋼製の刀を持ってきて、「コレなんかが大きさも色合いも似合いますね。」と少年に渡したら、「ええ⁉︎これカタナですよね!かなり高いんじゃ…」と少年に言われたが、私は「お値段大銀貨7枚になりますが買わなくて大丈夫ですか?」と伝えると、「そんなに安く⁉︎買います!」と即決で少年は購入した。

 「予算余ったなぁ、あのなんか他にも買いたいんですけど…ポーションとかありますか?」と少年が聞いてきたので、「じゃあこちらの初心者向け薬品箱はどうですか?」と勧めたら、少年は「中身は何ですか?」と質問してきたので、「まず回復ポーションと回復用丸薬の瓶が2本ずつ、解毒ポーションが1本、防御力上昇のポーションが2本、解呪のポーションが1本です。今なら初めてのお客様なので銀貨4枚に割引き大サービスです。」「買います!」とこれも即決で購入して少年は笑顔で「ありがとうございますこれでパーティーのみんなも喜びます。」とお礼を言って帰った。

 しばらくして荷馬車に乗って来たこの街の近くの子爵家の執事の人が、「旦那様から新しい衣装棚のご注文です。」と依頼を伝えてもらったので、カタログを渡して、「この中から選んでください」と伝えたらしばらく迷った後、「コレを」と言われ、マガボニー製のイタリア様式の衣装棚を購入してくれた。「お値段は大金貨3枚です」と伝えてその場で支払ってもらい私は店の奥の倉庫からアイテムボックスに入れた棚を持ってきて、荷馬車にアイテムボックスから取り出した棚を乗せて、執事さんを見送って店に戻った。

 次の日に、アンジェリカさんのパーティーがポーションの購入と新しい武具の新調をしに来た。アンジェリカさんが「うちのタンク役のルーグの鎧と盾がボロボロになっててね修理してもいいんだけど、思い切って新調しようて事になったからなんか性能のいいのないかい?」とポーションを買い終えた時に頼まれたので、私は彼の筋肉量や運動能力を軽く視て理解し彼の前に使っていた物より少し、飾り気のある鎧と獅子頭をイメージした盾を選んだ。

 「随分派手だけど、性能はどんなもんだい?」と聞かれたので、私は「鎧に関しては、鋼をミスリルコーティングして魔法付与で魔法と物理両方のダメージを、68パーセントカットする性能で、盾は上手くカウンターが決まれば相手に受けたダメージの2.5倍のシールドアタックが決まる魔法付与と、腐食、毒、酸、を86パーセントカットする魔法付与、飛び道具はなんの付与もされていないなら大きさ関係無しに無力化できる風の精霊 シルフの加護がつけてあります。」と答えたら、モニカさんも含めた店に居る人達が「マジで‼︎」と大声で驚いた。

 アンジェリカさんは、「そんな高性能の武具買えないぞ、予算は白金貨4枚が限界で…」「なら3枚で大丈夫ですよ。常連さんの頼みですし」と伝えたら、「本当に!ありがとう」と感謝されてアンジェリカさん達はスキップしながら帰って行った。

 私は少し面白いな、と思いつつ営業に戻るとモニカさんが、「営業終わったら話がある」と伝えてきた。

 そして、営業が終了して夕飯を食べ終わると、モニカさんに、「話ってなんですか?」と聞いたら、「そうだなぁまずは、お前が作って売っている商品なんだが…どれもこれも安すぎんだよ。性能に関しては、アタイは鍛治屋だから剣や武具の性能しか分かんねえけど、オヤジの作った作品に匹敵する出来だったし、ポーションとかもランクの高い冒険者が持ってるヤツに近いし、この家にある魔道具もウチにあったやつより高品質な物だろ、しかもお前のお手製。ハッキリ言ってもうちょっと値段上げてもいいんじゃないか?」とこの数週間私の店の手伝いをしていて気付いた事を聞いてきた。

 私は「そうですか?今でも材料の仕入れ(金属類は"魔力無限成長"のスキルでその辺の大国の魔法使い達を集めたよりも多い魔力で、"無限の錬金術師"の力の一部である金属生成で幼少期から作り続けているので、東京都の建物全部作れるぐらいにはある)は普通にできてますし、高価な代物も売れてますけど。」と返したら、「わかってねえなぁ、言っとくけどお前の値段でも経営に問題はないけどよ、普通の店で買うより4割引きぐらいだぜこの店の商品全部の値段、だからもう少し上げても大丈夫だろ、アタイとしても旦那が作った商品を安売りするのはなんかこう自分の腕を安く見てる感じてスッキリしねーからよ」となんか胸の奥にキュンときた。

 「私は幸せですね、こんなにいい人に好いてもらって」と返したら、「ウルセ〜別にお前がどう考えようと勝手だし」と照れたのか少し赤くなってモニカさんが答えた。そして、少し値上げを一部の商品で検討するという事に落ち着いて、就寝した。

 そして値上げをしたり、依頼人が来てその依頼を解決したり、剣を打ったり、バルサークさんの剣を調整したり、と忙しく働き、冒険者を辞めて1年が経った。その間にバルサークさんとアマリアさんが武術大会で戦って、会場が破壊されて直しに行ったとか、モニカさんとデートしたとかのイベントもあったりしたがこれは別の話。

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