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正継さんだって愚痴りたい  作者: Making Connection
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『第二回報告』

現代に戻ってきて前回と同様に社長のもとに報告に行った。

「お疲れ様です。」

僕が社長室に入ると社長の笑田(えむだは笑顔で僕をむかえながら、

「お疲れ、今回はどうでしたか?」

「そうですね、例えば広いお屋敷とか豪邸とかに住んでみたいと思った事ってあるじゃないですか?」

「まあ、お金持ちの代名詞みたいなものだからね。」

「僕も正継さん達の話を聞くまではそう思ってたんですけど、話を聞くと広すぎると家の状態とかを正確に把握するのも難しいみたいですし、修繕したりするのも改築するのも大変みたいで逆に何がいいのかと考えるようになりましたね。」

「なるほど・・・。理想と現実は全く違うものという事ですね。」

「でもよく考えると、家の管理をしてくれる人が雇えるくらいの金持ちじゃないと掃除をするのも大変だし、誰かに管理を任せたら家主が家の状態を把握できない。家にいながらわからない状態で過ごすっていうのも不安になるんじゃないですかね。

普通の家で自分が管理できる範囲の中で過ごすというのが一番いいかもしれませんね。」

「石田正継は前回の報告時にもありましたが、村長として農民と同じように過ごしていたわけですから、家の大きさも農民と変わらないような質素な生活をしていたわけですからね。

屋敷も飛ばして一城の主として住むとなると不安になる事もどうしていいかわからない事もたくさんあったという事でしょう。

それでも彼が領地経営を行う人間として不向きだったかというとそんな事もありません。

まあ、この話に関しては今後、本人から話を聞く事もあると思いますから私から言及はしません。

石田正継という人物がどんな人なのかは大谷君がこんご判断してくれればいいですよ。

では、またお声がかかるまで通常業務もお願いしますね。」

「了解しました。」

僕は挨拶を終えて、本日の業務が終わったので自分の家に帰った。

マンションの一室に一人暮らしだから、帰りを待ってくれる人はいないが一人で快適に過ごせるようにしてある。戦国時代に行って帰ってくると少し時間感覚がおかしくなるような気がする。

タイムスリップしているのだから少しのラグがあるのは当然なのかもしれない。

シャワーを浴びてベッドに倒れこむと自分の家というものの安心感を強く感じた。

きっと正継さんも正澄さんも自分の家でありながら広すぎる佐和山城に不安を感じているのではないだろうか。どうする事もできないが次回いくまでに佐和山城が少しでも住みよい場所になっていたらいいなと思った。

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