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プロローグ
ある小さな町に1つだけある本屋。
それが『宮國書店』。
宮國書店はこの小さな町以外にも全国的にお店があり大企業である。
ここは小さな町であるためお客さんはそんなに多くないが町の人には人気のお店。
私の名前は新垣未帆。生まれも育ちもこの町。
昔から本を読むのが好きで時間があれば読んでいた。
ちなみに大学4年生で就活中。
大学1年生からここでバイトをさせてもらっている。
実は今日、店長に呼び出されていて今から書店に向かう所。
話ってなんだろう。いい事だったらいいけど…。
「あ、来たわ。新垣さん、突然呼び出してごめんね。話があってね。」
「いいえ。話ってなんですか?」
「悪い事じゃないの。実はねあなたの働きぶりが認められて、卒業してからも働かないかって言われてるの。どうかしら?」
「いいんですか?今就職をどうしようか悩んでいて…。もしよろしければお願いします。」
「じゃあそういう形で上にも言ってみるわ。」
「ありがとうございます。」