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江田 成海のエターナル

アッホアホなの書きたかったんだけど…こんな変なのになってしまった…

 カチ…カチカチ…


「くそ!また批判かよ!」


 俺の名は江田成海(えだなるみ)。あだ名はエターナルだ。


 俺が今何をしてるかというと、小説を投稿して感想を読んでる所だ。

 くそ!って言ったのは…


『人殺すとか頭おかしい』


 とか


『前までは面白かった。さよなら』


 とか胃にダメージを与えてくる感想だ。


 ちなみに俺が書いているのはハーレム物のファンタジー小説だ。


「ファンタジーで魔物殺してたら人も死ぬだろうが!剣で切って死なない方がおかしいだろ!くそが!残酷のキーも入れてんだから最初から読むなくそったれ!童話でも読んでろ!」


 あまりにもムカついたので俺は机を叩いた。

 痛い…心の方がもっと痛いです…


「なんだよ…なんだよ!ブックマークも人死んだだけでごっそり取りやがって!」


 切実に胃が痛い…

 


 ピンコン…



 んあ?パソコンにメール?通知で音なるのか? 怪しいな。話題の詐欺ファイル込みのやつだろ…


「あー!気分わりい!寝よ寝よ!」




★☆★☆★☆★☆★☆★




「江田君…こんな簡単な仕事もできないのかね」

「す…すいません」


 俺は今仕事場で怒られている。こんな仕事っても一回もやったことねーよ!このハゲが!残りの毛むしったろか!


 ピンポローン…パンポローン…


 んで休憩時間になった。何だよこの休憩の時の音は!クソ!何でもないのにイライラする!


「よぉエターナル!さっき上司に怒られてたな」

「あー!言うな言うな!イラつくわい!あのハゲこっちがやり方も知らないやつ押し付けてきやがる!」

「ははは! あのハゲいっつもそうだからみんなから嫌われてんだよな。頭の毛が全部抜け落ちるのいつかみんなで賭けてんだぜ」

「お!いいね!俺も一口乗ろうかな」

「そう言えばエターナル。お前小説書いてるけど最近どうよ?」

「んぁ? あー…感想でクッソイラついてるわ。漫画家とか本だしてる作家とか…すげーよな。ボロクソ言われてもやり続けてんだから」

「俺書いてないからわかんないけど、シカトすればいんじゃね?」

「わかってんだけどな…どーしても感想って見ちゃうのよ。んで面白い!とか書かれたらすっげー嬉しいの!」


 とか何とか話しながら休憩時間は終わった。




★☆★☆★☆★☆★☆★




「ぐぁあ!あのハゲがこき使いやがって!サービス残業させてんじゃねーよ! もはやサービスじゃねえよ!くそったれ!」


 はぁ…パソコンに電源入れて小説の評価でも見てみっかな。


 ポチっとなっと。


「くそぉおお!またブックマーク外れてる!20人外してんじゃねえか!なんだよ!ファンタジーで生ぬるい切っても死なないようにしろってか? ならピコピコハンマー使えや!」


 あぁ…胃が痛い…最初は楽しく書いてたのに…なんだよなんだよ!

 

『あそこでああするのはおかしい』

『主人公頭悪すぎ』

『日本人ならそんな事しない』

『エロが足りない』


 知らんわ!最後の特に知らんわ!あ!俺ハーレム書いてんだった!

 日本人ならそんな事しない? なら何故ハーレム物読んでんだよ!日本でハーレム推奨してねぇだろ!



「ああ…もうダメだ。俺これ以上書けねぇよ」



 ピンコン…


 

 また…メールか? なんだよ…もういいよ…


 俺はパソコンを閉じて小説を書くのを辞めた。

 あそこは…地獄だ…




☆★☆★☆★☆★☆★




 あれから半年が経った。

 パソコンを開けることもなくゲーム等をして毎日を過ごした。

 仕事場のハゲは相変わずウザイけどな。


「久々に…小説でも見てみるかな…」


 怖い…見るのが怖い…批判でエタった作者たちはきっとこんな気持ちだったんだろうな…

 パソコン…いや、小説すら嫌いになる。



 この連載小説は未完結のまま約5ヶ月以上の…


 はぁ…。こんなの書いてる…仕方ねぇだろ…

 トラウマなんだよ…



 ピンコン…


 

 ん?何だ? メール? ああ…そう言えばそんな事もあったな…

 開ける…か…


 なになに?


【エターナル隊へ入信しませんか?】


 

「んだこれ?エターナル隊?」


【我々はエタった作家を勧誘しています。エタり作家がたくさん入信されていますよ】


「なん…だと?…いやまて、前にもこの変な音のメール来たがまだ辞めてなかったぞ!」


 ピンコン…


【エタりそうな作家にも送っています。心が折れるのは見ていたらわかりますから】


 うわ!どっかで見てんじゃねぇのか!?


「エタった…作家に…か。 はは。入るか」


 怪しさバリバリだったけど…俺はエターナル隊に入る事にした。

 俺のアダ名もエターナルだ…エタり作家のエターナル…ははは…


 んじゃポチっとな!


【確認しました。 実は…我々は出版社です。本を出すのにも批判に対する精神が必要なのです。 そこでエタリ作家のあなたにはランキングに上がった人に批判をしてもらいます。 あなたは今まで批判を受けたことがありますよね。それも我々の仲間がやった事なのです。 ここで振るいにかけてるのですよ】


 はは…はははは!こいつらが批判してたってのかよ!


 本を出版するには…強靭な精神力が必要?はは!そうかもしれないな…

 俺が本を出版して…全国でクソだって言われたら…自殺するかもしれない…

 出版してる人は確かにみんな強靭な精神をしている…

 彼らは…試験に合格したんだろう…

 エタった俺は…試験管側に回る…か…


 振るいをかける…。





「やってやるよ…俺も…批判組…いや、エターナル隊だ!」






 こうして俺は批判される側から批判する側へと変わった…




 終わり

いないからね?

こんな人達いないからね?


続きは…書くかはわかりません。

書いても違う主人公かな。


読んでくれてありがとー

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