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サヨナラを

作者: 轟 ヒロ
掲載日:2014/07/16

妹みたいにしか思えない。

そう言われた。



振られ際に言われなかっただけ良い方なんだと信じたい。




妹みたい…か。

悶々と悩む。




妹みたいにしか見られない。

それはつまり

恋愛対象ではないと断言されたようなものだ。





甘えてほしい。

でも限度を考えてほしい。

心配が重いからほっといてほしい。


彼の要求は繊細で


不器用の私には到底そんな器用な要求が飲み込めれる筈がない。



私は悶々とする。



私は誰に甘えれば良いのだろう。

心配なことを心配してはいけないのは彼女としてどうなのだろうか。

デートに誘って良いのだろうか。

このままこんな雰囲気で記念日を迎えるのだろうか。

いつのまにか話しかける事さえ怖くなっていった。




私は

泣いてばっかりだ。



だから




サヨナラを告げられる覚悟を


そろそろ決めようか。





妹としかみられていないのならそれはもう恋ではないのならもう一緒にいる理由などないのだからきっとそろそろ振られてしまうだろう。


でも


大好きだよ。

今も。これからも。





だから


今だけ


今だけ


嘘をつかせて。



私自身を守るための嘘を。


…もう好きだといって困らせないから…




私も好きな人が別に出来たからごめんね


って。



醜い嘘。


私なりの身を守るための嘘。





もう覚悟はできたよ。




早く


早く


嫌って。




早く

サヨナラをしよう。




私のこの気持ちが揺らぐ前に。





















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