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悠久の輝き 

プロローグです

雲一つない澄み渡った星空の荒野に一組の龍と法師がいた。


地面は荒れ果て、地獄そのものな大地とは対照的に、空の闇は透き通った水晶のようにひどく美しく、月と星の光は傷だらけの彼らを絵画のように映し出した。


「ふう、終わったようね。無事に帰れたかしら。」


(サキエル、サキエルなのかい?よかった、言えないかと思ったよ。あのなサキエル、俺はお前の背中に乗れて幸せだ。こんなに誇れることは、他に何一つない。今までありがとう。)


照れくさそうに楓は言った。愛おしい白銀蒼の龍の頬を、さっきまで痛みで動かなかった腕で、いや全身で温めながら。


「ずっと見てたわよ、あなたたちの勇姿。それにそれは私のセリフよ。私の背中を安心して預けられるのは楓だけ。あなたは最高のパートナーよ・・・・・・愛してるわ。」


楓の鼓膜を揺らす龍の声は、とても優しく、ゆっくりとしていて、包まれるように穏やかだった。


(さあ、行こうか。)


そう楓が意思を送ると、龍は小さく喉を鳴らし、楓を背に乗せ、星空に吸い込まれるように登っていった。彼らの顔はとても穏やかで、透明であった。

混ざり会った光は雲を抜けて天に登り、その後大地にひとつの生命が産み落とされたのだった。


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