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わたしの最良理解

作者: し真しマ

ちょっと気分転換に昔のメモ書きを投稿してみました。

わたしは、どうしようもなくわたしだった。

「死にたい。生きるのは、辛い。もう、疲れた。だから、死にたいの…。」

なに、特別な例ではない。

年頃の現代の若者なら、一度は思う事だ。

でも、本当は、死にたいんじゃない。

ただ、楽になりたいだけだ。

そう、知っている。

でも、嘘をついているんだ。

死にたいって言葉で。



最悪だ。もうダメだ。終わりだ。

そんなことを言う人が居る。

でも、言葉にして、発せるだけマシだとわたしは思う。


自殺する人は、死ぬ瞬間に何を思うのだろう。

幸せなのか?

やはり、後悔の念なのか?

はたまた、無、なのか?

わたしにはわからない。



わたしは狂っていると時たま思う。

何故なら、精神を壊しているからだ。

一部かもしれないし、全部壊れているのかもしれない。



発狂はしない。

不思議だ。

毎日同じ様に、日々を過ごしているだけで苦痛なのに。

苦しくて苦しくて堪らないのに。



コレを見た人は何を思うのだろう。

おかしい。生きることから逃げてはダメだ、とでも言うだろうか。

そんな綺麗事はクソくらえだ。



わたしの最良理解は、存在しない。

最良なんて、この世には無い。



だれも、わたしの本当を知らない。

涙が枯れていることを知らない。

苦痛を知らない。

嫌悪を知らない。

本音を語らない。

建前で生きている。



だから、わたしは…。



一番好きな、好きな人と過ごしていたい。

笑いたい。

素の姿で。何も偽りの無いありのままで。



だから、わたしこと    は、抗いたい。

この、救いの無い人生に。

誰もが思うこと…でも、大切ですよね。そういう事って。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「わたしは、どうしようもなくわたしだった。」という始まりの部分が太宰治の人間失格っぽい感じがして好きです。 [一言] し真しマさんの作品の中で1番好きです! 「わたしの最良理解」は本当に…
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