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冒険者ギルド

 冒険者ギルドは登録するとギルド内で紹介して貰える仕事を請け負う事が出来る。

 その上、ギルドが身元を保証してくれるようになり、ギルドがあれば他の街でも冒険者として受け入れて貰える。


 ギルドの規則を守らなくてはいけないけど、常識的に行動をする分には何の問題もない。

 あと等級分けがされていて、下から青銅、銀、金、白金、金剛の順で、上位の等級になれば危険度が高く、難易度も高いが高額の仕事を引き受ける事が出来る。


 ギルドの事に関してはこんな所か、明日は四人で登録を行い、何か仕事を請け負う予定だ。

 他に有用な情報は……そうだ、この街より更に西に向かうと大きな大河があって、そこにも街があるんだけど、大河を渡ってさらに西に行けばヴァジール帝国の首都であるヴァジールの街があるみたいだ。


 大きな街へ行けばそれだけ多くの情報も得られるし、ここでの情報が集まったらすぐにヴァジールの街へ向けて旅立つ予定だ。

 

 予定が決まった事だし、ここで僕に出来る事は何もなくなってしまったな。

 アトラスとミランダは日が落ちても情報収集の為にどこかへ行ってしまったし、セリルを誘って食堂に来てみると、結構人が多い。


 何かトラブルに巻き込まれでもしたら厄介だし、端っこのテーブルに座って店主からもらった沢山具の入ったスープとパンを食べ始める。

 

 僕は食事をする必要はないけど、口に含んだ瞬間なんとも言えない満たされた感じがして食事も悪くないと思いセリルの方を見ると、かなりがっついて食べていたので僕の分も差し出すと「大丈夫だから。 お姉さんだから。 ディルもしっかり食べて!」と結構大きな声で言うもんだから、周りにいた人間にクスクスと笑われてしまった。


 さっさと食事を済まして部屋に戻ると、セリルは魔法の訓練と文字の読み書きの勉強を始める。

 文字の読み書きはミランダがメモに、挿絵もつけて残してくれている。


 僕はホムンクルスから精神を本体へ移し、拠点へと戻る。

 街での出来事などをアリアドネに伝えてから魔境ポイントを確認すると、部屋一つを作るくらいは溜まってるのかな?


 アリアドネに伝えると、倉庫を作ってくれと頼まれたので大きめの部屋を作ってそれを倉庫に使って貰う事にする。

 

 それから日が昇るまでは魔法の訓練をしたり、オウルに稽古を付けて貰ったりして時間を潰し、再びホムンクルスに精神を移した。


 僕は魔法の訓練で両手に丸い玉を作り、それを維持する事が出来たのを少し自慢してやろうと思ったんだけど、一晩中魔法の訓練をしていたであろうセリルは自分の周りに五つの玉を浮かべて遊んでいた。


 僕が動き出すのを見てセリルが「おはよう!」と話しかけて来たけど、案の定魔法の事でお姉さんぶってきたので、アトラスとミランダを呼んですぐにギルドへ向かう事にした。


 夜中に集めた情報に有益な物はないらしく、この街で得られる情報よりも、他の街へ行った方がいいと言う事なので、ギルドの登録をして、今日受けた仕事が終われば次の街へ旅立とうとアトラスとミランダから提案されたので、僕もそれでいいと思い、承諾した。


 引き受けた仕事は薬草の採収と、近くの洞窟がゴブリンの巣になっているのでそこの駆除をするという物。

 

 薬草の採収はアトラスの鼻のお陰ですぐに既定の量を集める事が出来た。

 

 そして今僕達はゴブリンの洞窟の前に居る。

 来る途中に遭遇したゴブリンを数匹倒しているので、相手の力量は分かっている。

 あんなの百体居たって僕の相手ではない。


 本来なら前衛にアトラス、その後ろを僕とミランダ、後衛にセリルと言う陣形で攻略に挑むべきなんだけど、本気になる相手ではないし、僕が前衛に立ってその後ろにセリル、アトラスとミランダには後ろの守りを任せて洞窟内に侵入した。

 

 

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