天使のノート ~ラストページ~
突然拾った白いノート
天使の羽が描かれたノート
不思議と懐かしかったんだ
不思議と心が落ち着いた
そんなときのこと
私は貴方とすれ違った
それが私の初恋でした
運命かな 貴方は私に
優しく声をかけてくれたね
心臓の音がドキドキ
貴方には聴こえてないよね?
目が合うと 恥ずかしいな
マトモに見ることができない
貴方の口からの出た言葉
「一目惚れしました」
私の世界はチョコレートみたく
甘くなって 飛び跳ねて
そして貴方との物語の扉開いた
貴方との物語を綴るノート
天使の羽のような白いノート
貴方と私の世界は弾けるように
広がっていく 幸せのとき
手を取り合って 生きていく
そんな未来を想像して
同じように私も言うのです
「私もです」
春が過ぎて 夏が過ぎて
秋が過ぎて 冬が過ぎて
また春が過ぎ また夏が過ぎ
月日は移り変わり
貴方と私の物語を
白いノートに綴っていく
今日も 明日も 何年経っても
もう年ですね 大丈夫ですか
貴方は弱々しい顔だけど
昔と変わらず 優しい声で
「天使のノートを書こう」
貴方との物語を綴るノート
天使の羽が描かれた白いノート
ちょうど最後のページのようだね
生まれ変わっても また会えるから
だから進めよう 最後のページへと
道端に落ちてた白いノート
天使の羽が描かれたノート
どうやら愛を綴った
日記のようなものらしい
不思議とそれに惹かれて
不思議と知っているようで
私は手を伸ばした
そして貴方と出会った
コメントなどあれば待ってます